みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
友人・家族

朝日小学生新聞の連載「白神シリーズ」2回目

朝日小学生新聞の連載企画「世界遺産の森から島から」に、白神山地シリーズ・2回目の記事が掲載されました。今回は、「マタギ」が冬眠から目覚めたツキノワグマと対峙する話です。伝統的な狩猟法である「巻き狩り」で獲ったクマに、伊勢親方の愛犬「ロッキー」が勇敢にかみついている写真も採用されています。

朝日小学生新聞連載企画「白神山地シリーズ」2回目のPDF
朝日小学生新聞連載企画「白神山地シリーズ」2回目のPDF

藩政時代に津軽地方を治める殿様へ、毛皮や熊の胆などを献上してきた白神の「マタギ」たち。かつては、野生動物の肉や毛皮が珍重され、換金できた時代もありました。でも、近代化と共に訪れた便利な暮らしが、自然の恵みを戴きながらの営みを現代人から遠ざけました。ただ深浦は、伊勢親方をはじめ、山、川、海と関わって生きている人の暮らしが、今も色濃く残っている町です。地元にも、先人の生活文化を学び、「マタギの知識や技能」を受け継ぐ子どもが育ってほしい、と願っています。

春は別れの季節

3月31日付で深浦町役場を定年退職された七戸暁課長(手前中央)

3月31日付で深浦町役場を定年退職された七戸暁課長(手前中央)

春は別れの季節です。子供たちと活動中のシノリガモ観察などで、たいへんお世話になった深浦町役場・観光課の七戸暁課長が、3月31日をもって定年退職されました。大間越3人娘を始め、「白神の生き物を観察する会」の小学生メンバー4人が、「一言お礼を申し上げたい」と、庁舎勤めの最後の日に花束を持って駆けつけました。

感謝とお礼を込めて花束の贈呈

感謝とお礼を込めて花束の贈呈

同役場・観光課は、シノリガモの繁殖が確認された時から、足掛け3年にわたる調査と観察にご協力して下さいました。そして昨年、世界遺産登録20周年を記念して実施された、白神と屋久島の子供たちによる交流事業も、吉田満町長を中心に観光課の七戸課長たちが、道筋をつけて下さいました。

ご挨拶にうかがったメンバーらと固い握手。おずおずとしたかえでちゃん(右端)の手の出し方に皆が爆笑

ご挨拶にうかがったメンバーらと固い握手。おずおずとしたかえでちゃん(右端)の手の出し方に皆が爆笑

子供たちは最後のご挨拶に、「シノリガモを守るための看板を作ってくれてありがとうございました」。「屋久島に行って多くの事を学ぶことができました」。「将来は、マタギになって白神に残ります」。「これからもずっと観察を続けて白神の自然を守りたい」と、それぞれが感謝の言葉と決意を述べました。

白神と屋久島のメンバーから贈られた屋久島焼酎の「三岳」を手に笑顔の七戸課長

白神と屋久島のメンバーから贈られた屋久島焼酎の「三岳」を手に笑顔の七戸課長

そして、永年勤められたことに敬意を表して子供たちが花束を手渡すと、七戸課長は会の全メンバーと固い握手を交わし、「これからも応援しています。頑張って下さいね」と、励まして下さいました。七戸課長、長い間、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。子供たちに、地域の自然や生活文化を通して、白神山地の素晴らしさを実感してもらう取り組みは、今、始まったばかりです。一町民になられても、これからのご支援をお願い致します。

一緒に屋久島へ行った岩谷課長補佐も異動することに。税務課の課長に栄転された

一緒に屋久島へ行った岩谷課長補佐(右端)も異動することに。税務課の課長に栄転された

大切な宝物の再生劇

修理に出した包丁が仕上がってきた

修理に出した包丁が仕上がってきた

大切な思い出がいっぱい詰まった私の刺身包丁

大切な思い出がいっぱい詰まった私の刺身包丁

結婚以来、ずっと使い続けてきた柳刃包丁の柄が抜けてしまいました。夫の亡き母と一緒に購入した思い出の刺身包丁です。料理が上手だった義母が、得意技を指南してくれる時に、いつも活躍していた形見のような台所道具。でも木の部分が腐食し、金属部分の刃全体にも錆がまわって、もう捨てるしかない、と新しい包丁を使い始めました。

見事に研ぎあがってきた5本。素晴らしい仕事

見事に研ぎあがってきた5本。素晴らしい仕事

が、この新品の柳刃も、昨年末、「モチを切る」と勝手に持ち出した夫が、刃を欠けさせてしまったのです。「キャー!、もう家に刺身をひく包丁がないよ!。どうしてくれるの‥」。私の叫びを聞いて、慌てて刃物を研ぐ店を探し始めました。実は、夫がダメにした包丁は、これだけではありません。冷凍カニの殻を、「割ってやる」と馬鹿力で氷の塊を突き、先が折れ飛んでしまった出刃包丁。止めればいいのに、太い木を切ろうとして刃がこぼれてしまった鉈とマキリ(山包丁)‥。まさに、デストロイヤーのような所業で、母の形見を始めとした大切な刃物を次々と使えなくしてしまったのです。

夫の鉈。身を守るために、山に行くときは必ず持ち歩いている。切っ先は鋭いが、粘り強い刀身が特徴

夫の鉈。身を守るために、山へ行くときは必ず持ち歩いている。切っ先は鋭いが、粘り強い刀身が特徴

藁にも縋る思いで、人づてやインターネットなどを駆使して見つけたのが職人の街、大阪にある打刃物工房「源利平 山東(みなもとのとしひら さんとう)」さん。太平洋戦争の前から、大阪住吉大社の初辰門前で刀剣や刃物の製作をされており、刀剣研磨師だった先代から引き継いだ技で、現在は包丁やはさみの研ぎ、修理、製作などをされています。

こちらはマキリ(山包丁)。動物の解体などに使われる

こちらはマキリ(山包丁)。動物の解体などに使われる

我が家の包丁たちのあまりの惨状。恥を忍んで問い合わせてみると、とても優しそうな店主の奥さまが、懇切丁寧に見積もりから修理までの手続きや工程を説明して下さりました。ここならば安心して修理をお願いできるかな?。かくして、いずれも使用者(夫・哲二と少しだけ私)の不注意で、大けがさせてしまったり、重病にしてしまったりした大切な道具たちが、プロの研ぎ屋さんの所へ入院したのです。正直なところ、「再起不可能」と言われても仕方ないな、と思っていました。沖縄での遺骨収集の期間中に仕上げて頂き、青森への帰路、大阪に立ち寄って連れ帰る手筈を整えて

そして出刃包丁。夫が切っ先を欠けさせたが、見事に復活した

そして出刃包丁。夫が切っ先を欠けさせたが、見事に復活した

そして、弥生3月の19日、再生された刃物たちと対面する日がきました。通天閣を正面に見ながら、大阪・恵美須町のお店へと向かいます。下町情緒が漂う街並みが、郷愁を誘います。その雰囲気から、懐かしい実家を訪ねるような気持ちで扉を開くと、とても物腰が柔らかいご夫婦が出迎えて下さいました。早速、研ぎあがった包丁を見せて戴くと、えっー、これほんとに、我が家の子たち?。何という輝き‥。まさに、新品同様の姿になっています。一番気になっていた、義母の形見の柳刃包丁を手にした途端、その出来栄えと嬉しさに、感極まって涙が止まらなくなってしまいました。9年前に亡くなった義母の事、教えてもらった料理や楽しかった家族の団らんなど、結婚してから約20年の歳月が走馬灯のように蘇えり、こみ上げてくる感情を抑えきれなくなったのです。 

良かった!、きれいになって‥

良かった!、きれいになって‥

もう号泣、涙が止まらない‥

もう号泣、涙が止まらない‥

本当に、ほんとうに、ありがとうございます。その言葉が、涙で途切れて続きません。職人肌のご主人さまが、それぞれ一本ずつあった問題の修正方法や、今後の使い方などを説明して下さります。笑顔の中にも、職人の気持ちが伝わってくる、凛とした物言いで、「良いものを手入れし、修理しながら末永く使って貰えるように、心を込めて仕事を続けている」と話されます。諦めて捨てないで、よかったぁ‥。心よりの御礼を申し上げます。そして、壊し屋の夫・哲二。今回は素晴らしい工房を発見した功績は褒めてあげます。これで、次々と刃っ欠けにした失態をようやく挽回できたね。ま、ケガの功名だけど。さぁ、再生した包丁で、お刺身、サバ寿司、タケノコご飯など、お母さんから習った美味しい料理をバリバリと作ってあげるから。待っていらっしゃい!

ありがとうございました。心より感謝いたします

ありがとうございました。心より感謝いたします

  刃物販売・研磨・修理

      「 源利平  山東(みなもとのとしひら さんとう)」 

 〒556-0003 大阪市浪速区恵美須西2-5-15

 TEL : 06-6636-3100

 FAX : 06-6636-3115

 URL : http://www.hamono310.com

 ブログ : http://hamono310.blog50.fc2.com/

 E-mail :info@hamono310.com

今度はきちんと手入れするからね!

今度はきちんと手入れするからね!

ホラ貝との戦い!㊦

ホラガイを引っ張り合う浜田兄弟。周辺の物を壊しそうな雰囲気

ホラガイを引っ張り合う浜田兄弟。周辺の物を壊しそうな雰囲気

なかなか身が出ないので、しびれを切らした兄弟が、手で引っ張り出そうとした。が‥

なかなか身が出ないので、しびれを切らして手で引っ張り出そうとしたが‥

正直言って、身を出すのにこんな苦労した貝は初めてです。結局、中身の取り出しは、一晩中ぶら下げて弱らせ、翌朝、筋肉が伸びきったところに刃を入れて、食べられる身の部分を切り取りました。実は前の夜、力自慢で乱暴者の義兄と夫が、お互いが踏ん張りきれないほどに力を入れて引っ張り出そうとしましたが、結んだ紐が切れそうになるだけで、まったく出てくる気配がありません。そのうち力が余って、貝殻や蓋がミシミシと割れそうになったので、慌てて止めさせました。割れたら、元も子もないからね。

ついに出てきた。が、内臓は貝の中に残ってしまった

ついに出てきた。ただ、内臓が貝殻の中に残ってしまった

ホラガイは、高知県沿岸で獲れる巻貝ですが、地元では「ヒゲポッポ」と呼ばれており、その語源はよく判っていません。大きな個体は殻長40cm前後にまで成長します。この子は30㎝を少し越えていました。食べ方は、酢の物や煮付けなどにすると聞きましたが、活きが良かったので今回は刺身にして食べてみました。

色もきれいで、香りも良い身。でも、ヌルヌルしているのと、突き出た突起のような目が怖い‥

色もきれいで、香りも素晴らしい。でも、ヌルヌルしているのと、突き出た目が怖い‥

可哀想だけど、まっぷたつに割る

可哀想だけど、まっぷたつに割る

 その味ですが、アワビとサザエをミックスして柔らかな甘味を加えたような、さわやかな旨み。身も硬すぎず、柔らかすぎることもない、丁度良い歯ごたえです。初めて食べましたが、抜群に美味しいです。これは、癖になりそうな味覚。でも、今日、高知を発たなければならず、つまみ食いだけして、本体は義兄や甥に残していくことになりました。残念ですが、朝から、貝を肴に一杯飲らす訳にはいきません。思いっきり後ろ髪を引かれているようでしたが、我慢しなさい!
割ってみると、白っぽい身。美味しそうだ

割ってみると、白っぽい身。美味しそうだ

身がしっかりとしているので、歯ごたえがありそう。だから薄引きにした

身がしっかりとしているので、歯ごたえがありそう。だから薄引きに

貝殻の部分が楽器になる「法螺貝(ホラガイ)」。元々は密教の儀式に使う法具の一つで、インドで釈尊が人を集めるための合図として使用されたと言われています。その後、仏教の伝来によって日本へ。役行者(えんのぎょうじゃ)で有名な修験道で、山伏たちが、「説法」、「宿入」、「案内」、「集合」、「寒行」など、山で8種類の修行をする時などに吹き鳴らされるそうです。音が遠くまで響き渡ることから、戦国時代の武将たちも合戦に用いていました。
薄く引いて行くと、結構、量が取れそうだ。4~5人前はありそう

薄く引いて行くと、結構、量が取れた。4~5人前はありそう

ちょっと味見‥

ちょっと味見‥

そして、私たちの身の回りにも、時たまいらっしゃるのですが、大げさでデタラメな事を吹聴する輩を「法螺吹き」と言います。これは、法螺の音が遠くにまで響き渡って行くことから、小さな事を大きく話して広める様を転じたとされています。日本で法螺に使われる貝は、食用でも楽器用でも高値で売買されることから乱獲され、近年は生息数を減らしているようです。
初めて食べるので怖々と口に運ぶ

初めて食べるので怖々と口に運ぶ

うまー!。えー、ほんとうに美味しいよ。目が真ん丸に!!

うまーっ!。ほんとうに美味しいよ!!。目が真ん丸に!!!

んで夫が、「可哀想だから、近くの海へ放してやろうか」と言い出しました。でも逃しても、またすぐに地元の漁師さんに捕まって食べられてしまいそうです。それならば、私たちが身をしっかりと食べてあげて、殻は南国の貝が大好きな「青森の3人娘」に持って帰ってやろうと、決めました。
盛り付けもほぼ完成。さぁ!

盛り付けも、ほぼ完成。さぁ!

一口食べた夫・哲二も大喜び。で‥

一口食べた貝好きの夫・哲二。「むちゃくちゃ美味いよ」、と大喜び。でも‥

珍しく夫に、生類を憐れむ気持ちが起きたようですが、そんな殊勝な思いは一瞬だけ。あっというまに、ガサツな大酒飲みの本性を現し、まさに「法螺を吹く」ように、貝を食べる言い訳を連発し始めました。あー、一瞬だけでも、夫を見直す気になった私がバカだった。でも、抜群に美味しかったので、また、手に入るならば、取りだす苦労を厭わない貝です。今度こそ、満喫するまで賞味してみたいな。ゴメンね、ホラガイくん‥。可哀想だけど、また見かけたら、食べられる運命だからね。覚悟しなさい。
なぜかラップに包まれて、冷蔵庫行き。残念でした。本日帰る私たちは、食べられません。お義兄さんたちへ、ね!

なぜかラップに包まれて、冷蔵庫行き。本日帰る私たちは、食べられませんよ。お義兄さんたちへ、ね!

ホラ貝との戦い!㊤

とても大きなホラガイが手に入った。地元の人はヒゲポッポと呼ぶ

とても大きなホラガイが手に入った。地元の人はヒゲポッポと呼ぶ

高知県土佐清水市の実家に帰る途中、手に入れた生きているホラガイを調理しています。できれば、外の貝をきれいに残して身を取り出したいので、茹でずに引き出すことにしました。それが、やってみると大変です。サザエとは比べ物にならない程の力持ちで、ナイフを差し込もうとすると、「キュッ」と音を立てて、奥へ引っ込みます。蓋の部分も取り外せそうにありません。夫の哲二が悪戦苦闘するも、この貝の頑固さには為す術なし。何とかならんか、と思ってネット検索すると、蓋の部分に紐を引っ掛けて吊るしたら自然落下する、そうです。早速、やってみました。

ホラガイを片手に、「やったるでぇ」という顔。でも、簡単にはいかず、すぐにトホホ‥、状態に

ホラガイを片手に、「やったるでぇ」という顔。でも、簡単にはいかず、すぐにトホホ‥、状態に

1時間経過しても‥。2時間近く過ぎたら、それなりに出てきました。が、哲二以上にガサツで乱暴者の義兄さん(お兄さんごめんなさい。きっとネットは見ないよね)が仕事から帰還。バターン。「ただいまーぁ」。ドタドタドタドタ、ドドドドド、というイノシシが自宅に飛び込んで来たかと思うほどの音に、また、「キュッキュッ」と奥へ引き込んでしまいました。哲二が私の方を恨めし気に見るけれど、「知らん。お前の兄貴だろう。ガサツな血筋を恨め」と、無視。また、貝を驚かさないように、静かに見守ります。

吊るして、中身が出てくるのを待つ。約1時間経過‥

吊るして、中身が出てくるのを待つ。約1時間経過‥

日本最大級の巻貝であるホラガイ(法螺貝)はフジツガイ科に属し、サンゴに害を与えるオニヒトデを食べる貝として有名です。それ以外に、ナマコや別の種のヒトデも食べるため、内臓にフグと同じ毒のテトロドトキシンが含まれている事があります。ゆえに、身の部分しか食べられないそうです。砂出しするために塩水に着けても、ドロっとした粘液を出し続けます。そして、吊るしていても、すごくドロドロの液で粘っています。ちょっと気持ち悪いなぁ。食べる時には、相当水洗いしないとダメだろうなぁ。んで、誰が洗うの。当然、哲二よね。さぁ、今晩のおかずに間に合うのでしょうか。結果は㊦に続きます。

吊るして2時間経過。粘液と共にだいぶ身が出てきた。が、義兄さんが帰ってきて‥

吊るして2時間経過。粘液と共にだいぶ身が出てきた。が、義兄さんが帰ってきて‥

元旦に届いた屋久島からの贈り物

つやつやに輝くポンカン。屋久島のポンカンは甘くて美味

つやつやに輝くポンカン。屋久島のポンカンは甘くて美味

元日早々に、昨年、世界自然遺産登録20年を白神山地と同時に迎えた屋久島の仲間から、見事なポンカンが届きました。つやつやに輝くオレンジ色で、捥ぎたてだそうです。送ってくれたのは、哲二の新聞記者時代の同僚で、愛着を込めて「武ボン」と呼ぶ友人です。私ら夫婦と同じように会社を早期退職し、屋久島で第二の人生をスタートさせています。今回、白神と屋久島の交流プログラムを一緒に立ち上げたパートナーで、哲二とはカメラマン時代から、仕事のことや会社組織のことなどで、いつも激論を交わしながら、一緒に仕事をしたそうです。

屋久島のポンカンを子どもたちにも配るため、仕分け中

大間越の3人娘にも配るため、仕分け中

新年早々の粋な贈り物に、冬真っ盛りの白神の自宅に、ひと足早い春が訪れたような彩りと香りに包まれました。昨秋、屋久島を訪問した3人娘にも配ってきます。きっと、大喜びすると思います。交流プログラムの第二弾として、今年の夏ごろに屋久島の子どもたちを連れて、白神山地へ来てくれる予定になっている武ボン。大歓迎で、お迎えするからね。ありがとう。本年もよろしくお願いします。

友から送られた、最高のご馳走!

相生産の牡蠣。大粒で殻もしっかりしている

相生産の牡蠣。大粒で殻もしっかりしている

遺骨収集仲間のくっさんから、最高のご馳走が送られてきました。

なんと、兵庫県相生産の牡蠣です。

早速、焼き牡蠣に。国産の白ワインも用意して。いそいそ、と‥

早速、焼き牡蠣に。国産の白ワインも用意して。いそいそ、と‥

いつも貰いっ放しなので、青森の形の悪いリンゴを送らせて戴いたら、とんでもない高価なお返しが来ました。

くっさん、ごめんなさい。 

こっちから送ったリンゴは、まさに不揃いで、ロクな物じゃなかったのに‥。

調理に仕方の解説書まで入っている。すごい親切

調理に仕方の解説書まで入っている。まさに、至れり尽くせり

でも、持つべきものは友達です。

青森はホタテは有名ですが、牡蠣は太平洋側の宮城や岩手産のものが手に入るだけで、こんな立派な奴は買えません。

早速、コンロで焼き牡蠣にしてみました。

アルミホイルで包んで、半蒸し焼きです。

なかなか焼けないなぁ‥。あ、湯気が出てきたよ

なかなか焼けないなぁ‥。あ、湯気が出てきたよ

湯気が出てきたら、火からおろして、ホイルを開けると‥

湯気と共に磯の香りが。

すごく大粒。身もプリプリしているよ!、と律子絶叫!!

すごく大粒。身もプリプリしているよ!、と律子絶叫!!

自宅にあったユズを絞って‥。

アルミホイルを開いた途端、湯気でカメラのレンズが曇った

アルミホイルを開いた途端、湯気でカメラのレンズが曇った

曇りを拭ってもう一度

曇りを拭ってもう一度

パク。

熱いんだよなぁ。ふぅーふぅー

熱いんだよなぁ。ふぅーふぅー

恥ずかしいから、撮らんといて‥

恥ずかしいから、撮らんといて‥

うまぁー、えー、すご。

ムチャクチャ、うまぁー。

うまぁー、うまぁー。思わず仰け反る美味さ。最高だわ!!!

うまぁー、うまぁー。思わず仰け反る美味さ。最高だわ!!!

こんな大粒で美味い牡蠣、初めて食べました。

お世辞抜きで、ムチャクチャ美味いです。

もう、恥も外聞もなし。貝殻に吸い付いて出汁を啜ります

もう、恥も外聞もなし。貝殻に吸い付いて出汁を啜ります

送ってくれた、くっさんによると、

「相生のカキは一年物なんです」

「広島や宮城や三重はその大きさになるまで三年かかるらしいです」

「そして相生のカキは火を入れても縮みが少ないらしいです」

どうりで、美味いはずです。

出汁も全部飲み干します。これも、たまらん。熱燗を飲むオヤジのような顔に‥

出汁も全部飲み干します。これも、たまらん。熱燗を飲むオヤジのような顔に‥

以前、姫路に住んでいたことがあったのに、こんな美味いもの、知らなかったとは‥、不覚です。

次は、自ら注文して買います。

えー、美味しいー。美味しいよ

えー、美味しいー。美味しいよ

くっさん、ありがとうございました。

心よりの御礼を申し上げます。

負けましたわ、この牡蠣には‥

●お知らせ-投稿・質問のページを廃止しました

 

♦急告♦

 

ホームページ内にある「投稿・質問のページ」が機能しませんので、廃止しました。

ご意見やご質問がございましたら、各記事の最後にあるコメント欄にお書き込みください。

ご不便をかけて申し訳ありません。

 

 

 

 

 

●お詫び-「投稿・質問のページ」が機能していません

 

♦急告♦

 

ホームページ内にある「投稿・質問のページ」が機能していません。

 

ご意見やご質問があるならば、各記事の最後にあるコメント欄にお書き込みください。

 

ご不便をかけて申し訳ありません。

 

 

感激の函館土産

お土産を掲げる、左から理花ちゃん、みなみちゃん、かえでちゃんの3人。今日はお泊まりなので、みんな寝間着

お土産を掲げる、左から理花ちゃん、みなみちゃん、かえでちゃん。今日はお泊まり観察会なので、3人とも寝間着

昨秋から、一緒にシノリガモ観察を続ける3人組は、私たちと同じ集落に暮らしています。深浦町立いわさき小学校に通う6年生で、3人とも女の子。ペットの犬などは飼っていますが、フィールドで野生動物と接する事など、まったくなかった子どもたちです。それが、観察の心得をはじめ、双眼鏡やフィールドスコープの使い方などを熱心に勉強し、今では頼りになる存在に成長してくれました。子どもの能力や可能性は無限である、と感じさせられる楽しい日々です。

お土産とかえでちゃん

かえでちゃん

先日、この子たちから、とてもうれしいプレゼントがありました。修学旅行で、函館に行ったお土産のお菓子です。旅程は二泊三日ですが、リゾートホテルのプールで泳いだ事、遊園地のアトラクションが楽しかった事、北島三郎記念館に行った事などを目を輝かせながら報告してくれました。よかったね、良い思い出がいっぱいできたね。

みなみちゃん

みなみちゃん

そして、子どものいない私ら夫婦にとって、修学旅行のお土産は過去に経験したこともない贈り物。大感激です。限られたお小遣いの中から買ってくれたんだと思うと、胸が一杯になって‥。こんな貴重なものを食べてしまうのはもったいなくて‥。しばらく飾っておくね。本当にありがとう。過疎が進む地方に暮らしていると、子どもは地域や家族の宝物であると実感します。白神山地の麓で暮らす、元気で純真な修学旅行生の様子は、町立いわさき小学校の公式ブログにアップされています。当ホームページもリンクしていますので、よければそちらもご覧ください。

理花ちゃん

理花ちゃん