ホームページの表紙の写真を更新しました。
一枚は昨年、日本列島を縦断した現象「日食」とブナ林。もう一枚は今年の遺骨収集関係の写真です。
よければご批評ください。
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一枚は昨年、日本列島を縦断した現象「日食」とブナ林。もう一枚は今年の遺骨収集関係の写真です。
よければご批評ください。
待ちに待ったバラの苗が届きました。昨年から取り引きのある三重県の業者さんですが、応対が良心的で、今回も元気な苗を送ってきてくれました。品種は、赤い花のレオナルドダビンチと濃いピンク色のレオナルドダビンチ。昨年植えた数種類のバラの中で、幾重にも花弁が重なった大輪が次々と咲き、花の持ちも良かったので買い足したものです。三重県は暖かいのか、三本の苗はもう新芽を吹いていました=写真上、届いたバラの苗。気の早い夫が、あっという間に植え付けて、オベリスクも設置してしまった。先に色々と写真を撮って欲しかったのに‥。
バラは「肥料食い」といわれるため、植える前に腐葉土などを大量に入れなければなりません。で、いつものように夫に命じて巨大な穴を掘らせて、肥料を漉き込ませました。その上に、山土と砂、薪ストーブの灰を混ぜた土を入れ、バラの根元をしっかり固めます。最後にオベリスクを立てれば植え付け終了です=写真上、膨らみ始めたグミの新芽。
我が家の庭は、前の持ち主が丹精しておられたようですが、しばらく空き家になっていたこともあり、雑多な植木が繁茂し、雑草も伸び放題でした=写真上、陽光を浴びてすくすく伸びるチューリップ。それを整理し、耕し、小石を取り除いて土を入れ、今はまだ試行錯誤ですが、少しずつ自分たちの庭になってきた気がします。庭の新たな住人さん、ちゃんと根付くといいな。そして、初夏には沢山の花を咲かせてね=写真下、オベリスクを購入した時に夫が無断で注文していた「ガーデンバードハウス」。鳥が入るとは思えない構造だが、ま、見た目が可愛いから許そうかな。
「追跡」-白神山地の生活文化に、伊勢親方の記事、第二弾を書き込んでいます=写真上、紅葉が真っ盛りの白神の森で、巨大なイタヤカエデの倒木についたナメコを収穫する親方、深浦町で(既出写真の別カット)。小出しで申し訳ないのですが、一度に書ききれなくて‥。もう少しお付き合いください。
伊勢親方と知り合ったのは、今から18、9年前=写真上、約14~5年前、山の頂上付近にある牧場で周囲を見渡す親方。それ以来、ずっと家族ぐるみのお付き合いが続いています。とても善良で心優しい親方。私たちの友人を含めて大勢のファンがいます。一度、お会いして、一緒に山を歩けば、皆んなが親方を好きになります=写真下、白神山地の奥地にある沢筋で、サワグルミの樹の下で私たちが紹介した友人と笑顔で語り合う親方。初対面の人にもとても紳士的で、その優しさと気っ風の良さから、「フーテンの寅さん」みたいと茶化したら、親方も満更ではなさそうだった。
白神の生き物たちにとっては、ある意味とても怖い存在ですが、必要以上に獲り過ぎないし、殺しもしません。見つけ次第殺す訳ではなく、その行動や生態に関しても、マタギ独特の感性で研究され、把握されてもいます。現に、私たちのロボットカメラを仕掛ける場所を監修してくださるのも親方です。これからも長生きして、白神の森の事をいっぱい教えてください=写真下、雪が降り積んだ冬枯れのブナ林を歩く親方。主要な木々も1本ずつ覚えているようだ。
家をあけていると気がかりなことの一つに庭があります。ガーデニングと呼べる程のものではありませんが、季節の花が咲く暮らしに憧れて、庭のあちこちに自分たちの好きな草花を植えています。今年は特に雪が多かったと聞き、どうなっているか心配でした=写真上、純白の花をつけたスノードロップ。ヒガンバナ科で、我が家の庭に春一番に咲く花です。寒さに非常に強いとされているだけに、厳しい冬を乗り越えて、今年も可憐な姿を見せてくれました。
そしてこの春、私にはどうしてもやらなくてはならない「宿題」が残っていました。それは球根を植えることです。昨年の晩秋、見切り品として安価に手に入れた球根たち。雪が積もる前に植えようと思っていたのですが、忙しかったのと天候不順にかまけて、放置していました=写真上、購入したものの、ひと冬越えてしまった球根。
封を開けると、中の球根はもう待ったなし。生まれる~!と言わんばかりです=写真上、芽が出てしまった球根。ごめんね、でも植える場所は、ちゃんと確保して、整備しているからね。さあ、作業開始、と予定した花壇へ行ってみると‥。
あれぇー、ものすごく沢山、何者かの芽が出ているんですけれど‥。えーと、どちら様。オロオロと戸惑っていると、通りかかった近所のおばあさんが、「この芽っこ、雪が解けたらすぐに出ていたよ」と教えてくれました。確か昨年も、この辺りにチューリップを植えていました。ズボラして球根を掘り上げなかったために、残っていたチューリップが芽吹いたのでしょう。こんないい加減なガーデナーであっても、花は律儀に応えてくれたようです=写真上、予期せぬ場所から顔を出したチューリップの芽。待機していた球根のために、夫に命じて、急遽、新規の花壇を開拓させました。
その他、庭で見つけた小さい春を紹介します。
以前から片隅にあったフクジュソウも、固いつぼみをほころばせ始めました=写真上、庭の片隅にあったフクジュソウ。今年も可憐な花を咲かせてくれた。
昨秋、植えつけたネコヤナギ。ピンクのぽやぽやした毛が愛らしい=写真上、夫が好きなネコヤナギ。なぜか天才バカボンの主題歌を口ずさみながら手入れをする。バカ‥。ちゃんと根を張り、冬を越したんですね。良かった。
そして、ワサビです=写真上、石垣の下に葉を茂らす天然ワサビ。フキノトウも出るがこっちは雑草として処分。もっと良いフキが山で採れるからね。白神の山には大量に自生していて、石垣下などの日陰に根っこを埋めておくと、翌年の春、思い出したように新芽と葉を出しています。深浦町の魚介の刺身に、若い葉や茎を刻んでツマにしたり、根をすりおろして利用したり。同町の誇る、海の幸、山の幸の最高に美味なコラボレーションです。今年も、いくつかの株が根を下ろして増えたようです。
高知、福岡、東京と、連日のように桜満開の便りが続いています。が、こちらの八重桜はまだまだ=写真上、桜の新芽。まだまだ硬し。満開はいつも、ゴールデンウィーク頃になります。庭でのお花見、待ち遠しいです。
バラの新芽=写真上、面白い形のバラの新芽。春の造形美。アンクルウォルターという品種で、大輪の真紅の花をつけます。昨春、20センチメートルぐらいの苗を植えたところ、一年で3メートルを超える大木になり、ご近所さんをびっくりさせました。今年も期待しています。
暖かい日があるかと思えば、雪花が散る日もあり、北国の気候はなかなか安定してくれません。でも、非常にゆっくりとですが、確実に春は近づいています=写真上、自生するスイセンが力強く芽を出した。綺麗だが、除去するとなると生命力が半端ではなく、かなり厄介者だ、写真はすべて浜田家の庭で。こちらに住んで初めて、春を待ちわびる人々の気持ちが判った気がします。さあ、いよいよ庭仕事、畑仕事のシーズンに突入です。咲き乱れる花を眺めながら、庭でお茶を飲める日が来るのを夢に見て、頑張ります。
私らのライフワークである白神山地の生活文化を紹介する記事です=写真上、紅葉に彩られる白神山地、深浦町で。
このマタギの親方の話は、白神山地が世界遺産に指定された当時、新聞記者として取材していたネタです。紙面化を前に、記事の内容で上司との意見の相違があってお蔵入りになっていたのですが、その後、私費で約20年間通いつめて追い続けてきた物語です=写真上、白く雪が被った白神山地(後方)の麓を歩く伊勢親方、深浦町で。
転勤が多かったため、一部のフィルムが引越しの荷物と共に行方不明になってしまい、途中の写真が大きく抜け落ちてしまいました。でも、残っているネガと最近撮りだめているカットで、何とかお見せできると考えています=写真上、約20年前に親方らが仕留めたツキノワグマ。飼い犬のアイヌ犬「ロッキー」が踵にかぶりついている、深浦町で
世界遺産になることで立ち入れない場所が作られ、森に生きる人たちは活動の場を狭められて、生活が激変しました。時代の流れに沿うように、観光ガイドなどで新たな生き方を模索する人もいましたが、器用に転身できなかった伊勢親方のような方は、辛酸を舐め尽くしました。そうした20年間の軌跡や親方の心の動き、葛藤などを森で生きる姿と共に紹介してゆきます=写真上、ブナやイタヤカエデの朽木に寄生したナメコ。豊かな森の恵みは親方らの貴重な食料
春夏秋冬を通した、少し長いシリーズになりそうです。よろしくご支援ください=写真上、ハートを形どるカツラの若葉。
白神山地のニホンイタチの記事を書き込みました。
愛らしい姿、ぜひ見てやってください。
今年の冬は凍れます。
朝おきたら、薪ストーブを焚いているにも関わらず部屋の温度が11度。
火の気のない玄関や洗面所は0度でした。
新聞を取りに外へ出てみると、10mを超える北西からの季節風が吹いています。
ここに越してきて2年と少し。
ようやく寒さに慣れてきましたが、今年は特別に寒いようです。
このままの風が続けば、今日は吹雪かな。
お出掛けの用事もあるのに‥。
(律)
昨日から、寒が緩んでいます。
日中の最高気温が0度を下回る真冬日が続いていたので、ほっと一息、と思っていたら‥。
明け方近く、ズズ‥ズズズズ、ズシーン!という地鳴りのような音と、家をゆるがす振動で目が覚めました。
もしや、と思って怖々出てみると、屋根の雪が一気に落ちて、家の横の通路に、うず高い小山を造っています。
深浦町は、青森市内などと違って、あまり雪は積もりません。
ご近所さんも、「屋根の雪下ろし?、したことねえなぁ」というぐらい、日ごろは楽チンなのですが、年に数回はこのような落雪があり、注意が必要です。
一度は夫が、ストーブにくべる薪を一輪車に満載して通り過ぎた直後に落ちてきて、肝を冷やしたこともありました。
この雪の山、放置すると凍り付いて氷山のようになります。
雪山の向こうには、薪小屋が。
暖房を薪ストーブに頼っている我が家では、薪がなければ「死活問題」です。
雪山を崩して、雪投げ場に持っていかない限り、一輪車の通行は不能です。
さて、カチンコチンの氷山が出来る前に、ひと汗かきに行くかな。
(律)