みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
気候・自然

「活動」にオシドリの記事を書き込みました

オシドリ親子③hp

狙っていた場面が撮れていませんが、今出せるネタがないので、公開します。

オシドリ夫婦hp

まだまだ写真はあるし、紹介できるお話も幾つかストックしてあるのですが、残念ながら制約があって出せません。

岸辺へhp

こんな事ばかり書いていますが、報道関係者との約束などがあって‥。

ここでは、これ以上は書けません。

オシドリとカワセミfp

オシドリは、最初に撮りに行った生き物で、ガイドさんとのやりとりなど印象深い出来事がいくつかあった題材です。とても可愛いのですが、結構悪食で、大きなカエルを一飲みした時にはドン引きしました。

田を歩く②hp

群れの写真は、人が近づかない時期にブラインドに入って狙わなければならないので、チャンスが少ししかありません。だから、今年こそ、ものにしたいなぁ、と考えています。

「活動」に白神に次々と訪れる春の使者を書き込みました

メジロ⑨hp

白神山地にも、ようやく遅い春が訪れています。

まだ、あちこちの林道は雪によりt行止め通行止めが解けていませんが、麓の村々から山に向けて本格的な春が訪れています。

この地域では、春は海からやってくる、と言われます。

海の海藻が茂り、春の魚が沿岸を回遊し、浜から雪が溶けて、集落を越えて山々に至ります。

メジロ①

この時期、白神岳は雪が被って真っ白のままですが、周辺の里山は黒い地肌が露出し、ブナなどの広葉の樹々にも、新芽が芽吹き始めています。

そろそろ春グマ獲りのシーズンを迎えます。

最近、我が家の屋根裏を‥

クマネズミ8

ネズミが走り回って困っています。

夕方になると、タタタタタ‥、コリコリ、ガジガジ‥。

コラー、と声で怒鳴りつけて、天井を叩いたり、猫の声色を使ってみたりしていますが、あまり効果は‥。

?4

市販の薬を使ってみたものの、いまいち効果が出ません。

どうしたものか‥。

minaクマネズミ3

「追跡」に害獣駆除隊員に任命された記事を書き込みました

猿追い払い②hp

何と、害獣駆除の隊員に任命されました。お役に立てるかどうか、全く自信はありませんが地域のために頑張るつもりです。たぶん、親方の後を付いてまわる小僧ぐらいの役しかできません。足でまといかもしれませんが、よろしくお願いたします。

追跡に「マタギ」伊勢親方の記事、第4弾を書き込みました

猿追い払い③hp

これで、過去の狩猟シリーズは終了です。これからは現在進行のものをアップしてゆきます=写真上、害獣駆除のため、空砲でサルを追い払う親方、深浦町で

春の雪山④hp

年老いてゆく親方が、今度、どんな生き方をするかを追うつもりです。当然、銃を置き、狩猟を止めるまで、山で生きる姿はお伝えするつもりです=写真上、立ち上がるとき腰を伸ばす親方。身体に負担が掛かると腰が痛くなるそうだ

春の雪山⑧hp

よければ長い目でお付き合い下さい=写真上、雪の山道を一人歩く。いつまで続けられるだろうか‥

深浦町立いわさき小学校の公式ブログとリンクしました

生き物の調査関係でお世話になっています深浦町の「いわさき小学校」の公式ブログとリンクいたしました。

今後は子供たちと一緒に情報発信してゆきます。

よろしくご支援ください。

 

追跡に「マタギ」伊勢親方の記事、第3弾を書き込みました

世界遺産指定されて間もなく、旧岩崎村に通って取材したものです。

狙う⑤hp

何度かの転勤で、保存していたフィルムの大多数が行方不明になり、中途半端な形でしか紹介できないかもしれませんが、お付き合いください。ダンボールひと箱分のフィルムがどこへ行ったのか‥。どっかの本社にコロっと残っているかもしれません。これを読んだ関係者の皆さま、もし見かけたら料金着払いで送ってください。

ロッキー②hp

思い出の母の味「タケノコ寿司」

完成hp

我が家で、春の味として定番のタケノコ寿司=写真上、浜田家のタケノコ寿司。高知の実家に戻ると、春の定番メニューだった。青森の人からは、「どんなお寿司?」と、聞かれますが、五目寿司の具に味付けしたタケノコを混ぜ込んだ、シンプルなチラシ寿司です。夫の実家では毎年、この時期になると、亡くなった母が腕をふるい、大きな寿司桶(飯台)いっぱいのお寿司を皆にふるまったそうです。私も、高知の実家から送られてきたタケノコを使って、チャレンジしてみました=写真下、まず具材のタケノコを短冊状に切る 

タケノコ②hp

初めに、混ぜ込む具を用意します。あく抜きしたタケノコは食べやすい短冊切り。ニンジンはマッチ棒ぐらいの拍子木切りにし、それぞれ酒と塩、出汁を少々入れて煮ます。ここで干しシイタケを水で戻しますが、時間が掛かるので電子レンジでお手軽に済ませます。軸を取った干しシイタケを少量の砂糖を入れた水に浸し、1分ほど「チン」します。この最初の出汁はもったいないように思えますが、埃っぽい味がするため、躊躇なく捨てます。再度、同様に浸して、干しシイタケが柔らかくなるまで1~2分間電子レンジにかけます。この二度目の戻し汁を使って、砂糖と醤油で旨煮にし、細切りにしておきます=写真下左、味付けした干し椎茸。下右は合わせ酢に投入するチリメンジャコ

シイタケhpジャコhpショウガhp

 次に合わせ酢を作ります=写真上、合わせ酢に投入するみじん切りのショウガ。大量に必要。米一合に対して、米酢を大さじ二杯、砂糖大さじ一杯強、塩大さじ四分の一弱を混ぜてよく溶かしておきます。さらに、柑橘類を絞ったお酢を「隠し味のおまけ」として加えます。今回使うのは、高知市の日曜市で入手した「ダイダイ酢」と「ユズの酢」です=写真下左、日曜市で買ったダイダイ酢。下右、同じく瓶入りのユズの酢。そして、「果実の小夏」もあったので、絞った生の果汁を加えました=写真下、小夏も絞って入れる。果実の甘味と香りが出て美味になる。これに、チリメンジャコとみじん切りにした大量の生姜を投入し、米が炊き上がるまでなじませておきます。

 だいだい瓶hp瓶柚子hp小夏絞り①hp

米は、コブと酒を加えて硬めに炊きます。ご飯が柔らかいと、混ぜ込んだ時に団子状になって美味しくありません。酢や具を多い目に投入しますので、必ず硬めに仕上げて下さい。そして、炊き上がったら間髪を入れず寿司桶に入れ、合わせ酢と混ぜます=写真下、ショウガとジャコを混ぜ込んだ合わせ酢を炊きたてのご飯に投入。杓文字で切るように手早く混ぜてゆく

酢投入②hp

 混ぜ①hp

酢飯ができたら、ニンジン、シイタケ、タケノコの三種類の具を加えて混ぜます。この上にお好みで錦糸卵や揉み海苔をふりかけて完成です=写真下左、ニンジン投入、下右、シイタケも投入

ニンジンhp椎茸投入hp

 大活躍の寿司桶。実は夫の母の形見で、もう50年以上も使い込んでいる物です。桶の底に「大阪・玉川町・戎神社横・樽新」と焼印があります。母が若い頃、ご近所だった樽屋さんから頂いたものだと聞いています。母も亡くなり、樽屋さんも存在しないようですが、寿司桶はまだまだ現役で頑張ってくれています=写真下、タケノコを投入し、具材が潰れない力で手早く混ぜる

タケノコ投入③hp

これでお寿司を作るたびに、季節感あふれる「おふくろの味」を食べさせてくれた母を懐かしく思い出します。そういえばお母さん、亡くなる直前に私が作ったタケノコのお寿司を食べて喜んでくれたなぁ。春になって、元気いっぱいに畑仕事をするご近所のお年寄りと、季節の食材を使った混ぜご飯が大好きだった母がダブって見えます。さて、私も、そのご近所さんたちに、南国の春の味をおすそ分けに行ってこようっと。

南国から、またまた春の便りが到着

集合①hp

高知県の実家から、孟宗のタケノコが大量に届きました=写真上、南国から届いたタケノコ。この倍以上はあったのに‥。その数、大小あわせて25本。が、夫は、「掘りたての鮮度が大事よ」とか言って撮影もしないで、雨の中、両手にぶら下げて走り出てゆきました。お世話になっているご近所に配りに行くためです。

律子②

帰ってきたところに、「あんたこれ、ブログには載せないの」と聞くと、口をパクパクさせています。職業写真家なのに、なんておバカ。慌てもんだから、たくさん届いたのを喜んで、子犬のように転がり出て行くんだもの‥。まぁ、数が減って良い写真が撮れないのは自業自得です=写真上、可愛いサイズもあれば、立派な形の物もあります。とても美味しそう

皮むきhp

それでも、我が家用に10本以上も残っています。何にしようかな。まず、若竹煮、タケノコご飯、タケノコ寿司、八宝菜、筑前煮‥。これだけ作っても、夫婦二人、とても食べきれそうにありません。作った料理も、ご近所の老夫婦や独身の青年らに配りにゆくつもりです=写真上、丁寧に皮を剥いてゆきます

洗うhp

家の横を流れる川も、春の雪解け水で薄濁りになってきました=写真上、皮を剥いたあと、軽く水洗い。本来なら外皮を若干つけたままで茹でるのだろうが、多量で鍋に入りきらないため我が家では丸裸スタイル。バッケ(フキノトウ)も、雪解け後の土手にポコポコと顔をのぞかせています。平均気温の低い青森県では、孟宗のタケノコをほとんど見かけません。収穫できるのは宮城県まで、と聞いています。

煮るhp

それよりも、笹竹であるネマガリダケを食べる風習の方が根強く、6月に入ると一面の笹原に入ったお年寄りが行方不明になる事故が続出します。笹の森は、どこを歩いても同じ光景に見えるためです。そして、クマの大好物でもあるので、鉢合わせする事故も発生します。北国では、人もクマもご当地のタケノコが大好きです=写真上、米糠と乾燥した唐辛子である鷹の爪を1本入れて煮立て、灰汁抜き

集合②hp

あまりお目にかからない南国のタケノコをご近所に届けると、大喜びしていただく方もいれば、料理したことない、と戸惑われる方もいらっしゃいます。米糠を入れて茹でてください、その後、煮るなり、ご飯に炊き込むなり、してやって下さい、と説明すると、皆さん喜んで頂けたようです=写真上、夫曰く。「掘り上げる時の切断面がきれいだ。兄貴、腕上げたなぁ。うーん、俺も掘りに行きたい!!!」孟宗のタケノコを大量に送っていただいたお義兄さん、ありがとうございました。皆さん、南の味を堪能してくれていますよ。そして、何よりも夫が大喜びしています。次はこちらから、季節の便りをお送りいたしますね。(律)