青森県深浦町の小さな集落     
「ブログ」-晴遊雨読
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東奥日報「JUNI JUNI」の連載:16回目

連載16回目は、「ゴメ」です

連載16回目は、「ゴメ」です

皆さま、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。2016年最初の書き込みは、東奥日報の連載16回目です。今回は、ハタハタの卵「ブリコ」を食べるカモメ類(地元の通称でゴメ)のお話。

防波堤を占拠するカモメやウミネコたち

防波堤を占拠するカモメ類

乱獲などのために、数を減らしているハタハタの卵は貴重な命の資源です。でも、ブリコと呼ばれる珍味として珍重され、高級食材になっています。その上前を撥ねるのがカモメたちです。

波で打ち寄せられるブリコをくわえる

波で打ち寄せられるブリコをくわえる

でも、カモメこそが、本来の捕食者であり、人間こそが新参な乱獲者でしょう。ただ今回は不漁だったらしく、ご近所からのお裾分けがまったくありませんでした(笑)。資源の保護のためには、それも致し方ないと割り切っています(実は夫婦揃ってあまり好きではないです)。

手に入ると瞬時に飛び去って独り占めに‥

手に入ると瞬時に飛び去って独り占めに‥

ただ、この地方の伝統的な漁業や食文化に密接な繋がりがあるので、地元の方々が自家消費できるぐらいの漁は続いてほしいと思います。昨年末の不漁はカモメたちにも堪えたでしょう。そのうえ悪者にしてゴメンね。

東奥日報「JUNI JUNI」の連載:15回目

連載15回目はニホンノウサギ

連載15回目はニホンノウサギ

東奥日報「JUNI JUNI」の連載の15回目は、ニホンノウサギです。雪が降ると、特徴的な足跡が残るので、冬場、裏庭のクローバーなどを食べに来ているのが判ります。近所には、半野生の飼い猫やテンが出没するので、ハラハラして見守っていますが、今のところ、やられた痕跡はなさそうです。

林道に姿を見せたニホンノウサギ

林道に姿を見せたニホンノウサギ

特徴的な足跡を雪の上に残して走り去る

特徴的な足跡を雪の上に残して走り去る

カメラに写る風貌はとても愛らしく、夫婦の心は鷲掴みにされてしまいました。保護色のために、夏と冬に毛の色が変わるのもフォトジェニックで、自宅で飼ってみたい、と思うことも。が、夫・哲二は、「鉄板でバター焼きにすると、ワインに合うんだよね。ジュル‥」と舌なめずり。ホントに可愛いと思っているの?

伊勢親方に皮をむかれるウサギ

伊勢親方に皮をむかれるウサギ。貴重な命ですが、親方の料理で美味しく戴きました

東奥日報「JUNI JUNI」の連載:14回目

東奥日報「Juni Juni」の連載14回目のハクビシン

東奥日報「Juni Juni」の連載14回目のハクビシン

東奥日報「JUNI JUNI」連載14回目はハクビシンです。元々は南方系の生き物とされていましたが、本州北端の青森県にも勢力を広げているようです。ロボットカメラにも、様々な個体が写っており、あちこちの場所で確認されているので、ほぼ間違いなく繁殖しているのでしょう。真冬は見かけませんが、木の洞か土の穴の中で過ごしているのかも知れません。冬眠の有無が判れば大発見なのですが、解明にはまだまだ時間がかかりそうです。

戦没者の遺留品返還の反響がやみません

朝日小学生新聞では、寄稿の記事として掲載してくれた

朝日小学生新聞では、寄稿の記事として掲載してくれた

IVUSA(国際ボランティア学生協会)の大学生たちと一緒に、沖縄戦の戦没者が残した遺留品を、北海道のご遺族へお返しした活動を伝える、新聞記事を紹介します。

毎日新聞が伝えてくれた記事

毎日新聞が伝えてくれた記事

返還活動に密着したテレビ局や新聞社以外にも、朝日小学生新聞、沖縄タイムス、東奥日報、毎日新聞、NHKの沖縄放送局(敬称略)までもが、次々と追いかけて報道して下さっています。

沖縄タイムスで紹介された記事

沖縄タイムスで紹介された記事

ありがたい限りです。ここに何紙か紹介して置きます。特に都会で通学する学生たちは、見られない新聞もあるので、チェックしておいてください。

北海道新聞の記事です

北海道新聞の記事です

青森の県紙・東奥日報に掲載された

青森の県紙・東奥日報に掲載された

お婆ちゃんの戦争体験を聞く

大間越集落のマサ婆ちゃんから、戦争当時の話を聞く
大間越集落のマサ婆ちゃん(手前)から、戦争中の話を聞く

青森県深浦町の伝統的な神事などを手伝いに来てくれている、IVUSA(国際ボランティア学生協会)の学生たちが、また、大間越集落へ来てくれました。今回は、正式な活動ではなくて、白神山地の自然体験と、地域の方との交流のために、プライベートで再訪してくれたのです。

涙を浮かべながら、学生たちに講和してくれるマサさん
涙を浮かべながら、学生たちに講和してくれるマサ婆ちゃん

沖縄県で戦没者の遺骨収集活動を手伝ってくれている子たちなので、大間越集落でアジア・太平洋戦争を体験された阿保マサさんに、当時のお話を伺いました。マサさんは先日、夫を亡くされて、一人暮らし。

マサ婆ちゃんの話を真剣な面持ちで聞く女子学生たち
マサ婆ちゃんの話を真剣な面持ちで聞く女子学生たち

中国北東部の戦線へ出征し、シベリアで抑留されたご主人を待ち続けたマサさん。その戦中、戦後に体験した苦労話を、IVUSA関東の駒澤大2年生・小嶋実世さんと神奈川大2年生・根本里美さんが聞きました。

涙をぬぐいながら語るマサ婆ちゃん
涙をぬぐいながら語るマサ婆ちゃん

夫が、もう帰ってこないのではないか。アメリカが進駐して来たら、自ら命を絶たなければならないのではないか‥、など。涙を拭いながら、訥々と話すマサ婆ちゃんの話に、ついもらい泣きしてしまう場面も。

身振りを交えながら話すマサ婆ちゃん
身振りを交えながら話すマサ婆ちゃん

限界集落で暮らすお年寄りたちが、戦後、どんな体験をされてきたのか。また、この70年をどんな想いで生きてこられたかを知った二人は、それを今後の活動にどう生かせるかを考えつつ、マサ婆ちゃんの心情に寄り添うような交流を目指したいと、気持ちを新たにしていました。

マサ婆ちゃんの戦争中の苦労話を聞く二人
マサ婆ちゃんの戦争中の苦労話を聞く

4人の子供を育て上げ、今は畑仕事を生き甲斐に暮らすマサさん。血がにじむような苦しい体験を笑顔で語るお婆ちゃんが大好きになった二人は、「来年も必ず大間越へ帰って来ます」と再会を約束して、お別れしました。

暖炉の前で涙を浮かべるマサ婆ちゃん
暖炉の前で涙を浮かべるマサ婆ちゃん

正式な活動だけでなく、プライベートでも限界集落の人々を気にかけてくれるIVUSAの若者たち。来年は、地域の伝統行事だけでなく、お年寄りたちを助ける活動にも参加してください。待っているからね。