みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     

「追跡」にマタギの料理「ウサギ鍋」を追加しました

伊勢親方とウサギ鍋を囲みました。東北地方の山間部で暮らす人々の食文化を実感できる味でした。ウサギがこんなに美味しいジビエだと、初めて知りました。また、他の料理にもチャレンジしたいと思います。

「追跡」に産土講の後編を書き加えました

祈祷①bwhp

私たちの班に、10年に1回の割合で回ってくる産土講の記事を書き加えて完結させました。前編と後編に分けてあります=写真上、若くして急逝した神主さんの元で執り行われる産土講、深浦町で

稲荷神社bwhp

深浦町に移住してきた時には、地域の行事の多さに驚きました=写真上、稲荷神社の参道と鳥居。が、今はすっかり慣れてきて、参加するのも楽しいし、新しい事実を発見する喜びにも恵まれています=写真下、和気合い合いと編み上げられる稲わら

工藤編みこみ③BWhp

これからも、様々な伝統行事や神事を紹介しようと考えています。よろしくご支援ください=写真下、末席ながら夫も参拝。柏手を打って拝礼する

哲二bwhp

 

 

南国・高知の春の味を満喫②

昨日に続き、高知県の春の味覚を紹介いたします。南国・土佐はミカンなどの柑橘類が豊富です。 なかでも、「土佐文旦」は味も香りも秀逸なミカンです。ザボンの一種と言われていますが、地元のいごっそうたちは、「土佐のが一番美味い」と主張されます=写真下、我が家の台所に並べた土佐文旦。この生産者は知る人ぞ知るミカン栽培の名人で、販売所に出荷されると地域の人が奪い合うように買ってゆく。そのため、毎年、予約して購入している。

文旦hp

果皮は黄色に熟し、外観はグレープフルーツに似ています。大きさは300グラム~900グラム。露地栽培では、5月頃に開花。果実は夏の日差しを浴びて成長し、年を越して完熟します。ただ、霜の害などを受ける可能性があるため、農家は年末から年明けにかけて収穫し、少し貯蔵して追熟させてから出荷しています。

文旦③hp

皮や薄皮には苦みがありますので、中の果肉だけを食べます。果実はしっかりしており、薄皮も簡単に外せるので食べやすい果物です。そして、この色の柑橘類は蜂蜜と同じ成分の果糖を含んでいます。ゆえに、上品な甘さと酸味のバランスが素晴らしく、九州南部にあるザボンとは「全くの別物だ」と、いごっそう達が言い張る意味も解ります。毎年、深浦町へ持ち帰り、近所のお年寄りたちにも配るのですが、一度食べると忘れられない美味しさだ、と大好評です=写真上、果皮が傷んでいたり形が不揃いなため、信じられないような安価で譲ってくれる。でも、中身は高級品と同じなので超美味。

小夏hp

そして、小夏とポンカンも買ってきました=写真上、左側の黄色いのが小夏。右側はポンカン。小夏は高知の初夏に出回る果物で、他県では日向夏やニューサマーオレンジという名で出荷されています。ユズが突然変異したものと見られており、 普通は初夏に成熟する果実です。 表皮は黄色。果肉の甘さは控えめで酸味が強く、食べると独特の風味が残ります。そして、表皮の内側にある白い内果皮も食べられるので、 皮の黄色い外果皮だけを薄く剥いて、輪切りにして食べるほうが美味です。ポンカンも甘いんですが、九州の友人から戴く屋久島ポンカンが、目をむくほど甘くて美味しいので、高知産はあまり買って帰りません。でも、近所のお年寄りには、たいそう喜ばれるので、少しだけですが配るつもりです。

まだ根雪が解けきっていない北国に、南国の春の香りが満ち溢れています。

 

南国・高知の春の味を満喫①

干物①hp

父親の法事のために帰った高知県で買ってきた干物を食べてみました。高知では、春になるとウルメイワシやニロギ(ヒイラギ)などの干物が日曜市などに出回ります。子供の頃は苦いだけで、食卓に上がると苦痛でしたが、今は最高の酒のツマミとなっています=写真上、ニロギやオキウルメなどの干物。今夜も飲みすぎてしまいそうだ

ジャコhp

そして、ご飯のおかずはジャコ。一見、出汁ジャコのように見えますが、軽く醤油を塗して、熱々の白米に乗せて食べると最高です。何倍もおかわりしてしまいます=写真上、火曜市で買ったジャコ。すごく香ばしくて最高に美味

酒hp

酒は「楯の川」を。口に含むとピチピチとした微発泡が舌に残る薄濁りの日本酒で、フルーティーな香りと柔らかい甘さが口に広がります。こうした純日本風の和食にピタリ合う酒です。もう書き込んでいる場合じゃない。直ちに始めます=写真上、楯の川の搾りたて薄濁り

 

 

是非ご覧あれ、仲間が作るブログです

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新聞社時代の上司である清水祐一さんが、とても興味深いホームページを立ち上げられています(下記のURLを検索してみてください)。

http://uozu-yama-kawa-umi.net/

私と同時期、第二の人生を探求するために退職され、魚介類が豊富な海と黒部峡谷で有名な富山県魚津市で、山、川、海と深く関わる生活をされています。

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故郷でもある魚津で、ご高齢の父上との田舎暮らし。地元で手に入る自然食材を使った男の手料理とそのレシピが圧巻です。

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そして、立山連峰や黒部峡谷の山歩き情報なども豊富で、中身が濃くて秀逸なブログです。

皆さま、是非一度ご覧下さい。

 

 

久しぶりに「関スー」でお買い物

ロイポ②

東北には売っていない物を仕入れに神戸の「関スー」こと関西スーパーに寄りました。日持ちがしないものは難しいのですが、クーラーBOXに入れて持ち帰られる商品だけを買いました=写真上、青森では滅多に見かけないポールウィンナー。我が家では「肉々ソーセージ」と呼んで哲二が大好き

エンドマメ

春先に、関西以西に出回る「若ゴボウ(別名:葉ゴボウ)」ですが、青森には5日後に帰れるのでギリギリセーフかな。新聞紙にくるんで車に積んであります。そして、豆ご飯にするエンドウ豆=写真上、青森ではどこにも売っていなかったエンドウ豆。去年は自宅庭で栽培してみた。東北でも、絹サヤやスナップ・エンドウならあるのですが、豆ご飯にできるエンドウ豆はまったく売っていません。どの店に聞いてみても、「知らないし、食べない」と冷たく言い放たれます。ゆえに毎度のことながら、西日本の春の味覚を買って帰ります。

時間があればイカリの業務用トンカツソースとウスターソースも買うのですが、今回はそんな余裕はなさそうです。これらは関西方面へ来た時の重要なミッションの一つです(律)。