みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
●2015年遺骨取集活動5日目 滞る手続き

2015年遺骨取集活動5日目 滞る手続き

太平洋戦争が終結して70年。今年も戦没者の遺骨収集のために、沖縄を訪れています。まず、生活インフラの整備をしてから、フィールドに出るのですが、処々の事情で活動が滞っています。その第一の理由が、遺骨収集を取り仕切る沖縄県が、今年から規則を強化し、収集現場の地権者が承諾書にサインしないと、地面を掘ったり、お骨を拾ったりすることもできなくなったのです。

埋もれたトーチカを掘り起こす哲二。1日だけでは何も出なかった

埋もれたトーチカを掘り起こす哲二。1日だけでは何も出なかった

他人の土地を掘らせて頂くので、当然のルールなのですが、この承諾を取り付けるのが難しい。まず、そこの地番を特定するために、行政の窓口で手数料を払い地籍図を閲覧します。次に、地番から持ち主を探し、許可を得なければなりません。遺骨がある場所は、岩山にある壕やジャングルの中です。そうした場所は、長らく放置されているため、持ち主を特定して探し出すのが、超困難なのです。何代も前のおじいちゃんだったり、どこに住んでいるのか判らなかったり‥

そのために、予定が大幅に遅れ、本日、ようやく収集活動を始めることができました。南部の糸満市内のジャングルですが、土地を管理する方が、「ずっと続けてきた活動でしょう。問題ない。やってください。こちらもありがたいですよ」と、快く応じて下さいました。

まさに、多難な前途が予測される「戦後70年の遺骨収集」。ケガの無いよう、頑張るつもりです。関係者の皆さま、今年もよろしくお願い致します。