写真の謝礼で届いた手作りパン ツイート 夫の写真を使って完成したリーフレット 今年のお盆の時期、私たちのホームページに一通の書き込みがありました。開いてみると、長野県中川村のグラフィックデザイナーで主婦の「さおりさん」からでした。 初春の白神の森で撮影したブナの梢と青空 なんでも、「友人が作るリーフレットに白神山地の写真を使わせて欲しい」とのお問い合わせ。使用した写真の掲載料もお支払したい、とのありがたい申し出でした。連絡してみますと、都会から伊那谷へご家族で移住されたとのこと。他人とは思えない縁を感じ、写真の使用をOKすると共に、どのようなリーフレットなのか聞いてみました。 宅急便の包みからこぼれる甘い香り。ん、何? すると、「起業する友人の案内パンフレットのようなもの」だそう。夫は職業写真家なので、食べて行くためにはお金を戴いた方がありがたいです。が、話をすればするほど、私たちと同じような境遇の仲間。熟考した結果、商売を優先するよりも、「田舎暮らしの友」として仲良くなった方が楽しそうです。写真は著作権を知らせるクレジットさえ入れて下されば、無料の使用もOKしました。 わー、パンだ!、クッキーだ!。すごく、美味しそう‥ で、その完成したリーフレットが昨日、届きました。それが、なぜか大きめの包み。開いてみると、フルーツのような甘い香りと小麦の香ばしい匂いが漂ってきます。なんと、自家製のカンパーニュとクッキー、これまた手作りのビールが同封されていました。 ずっしりと重いよ。それに、とても良い香り フランスパンは、夫も私も大好物。直径20㎝を超える分厚いパンを手に、小躍りしながら注意書きを見ると、直接、手で触れないように、との一言。ま、いいか。自分たちが食べるんだもの。ん、待てよ、お隣の奥さん、堅めのパンが好きだと聞いたっけ。「お裾分けする?」と夫の方を見ると、戴いたビールを急々と冷蔵庫へ入れてる最中。こちらを一顧だにしません。 なんか愛しく思えるような形と手触り。早く食べたーい ま、石鹸で手も洗ったし、大丈夫よね。お隣も親戚付き合いみたいなものだしね。半分に切って持って行くと、奥さんは大喜び。「こんなパン、ここでは買えないのよぉ。嬉しいー!」と、やはり小躍りしています。 お裾分けするためにパン切り包丁でカット さおりさんへお礼の電話をすると、パン作りの話題に。なんと、山芋やご飯などで発酵させた手作り酵母を使い、全粒粉と菜種油などで焼きあげたそうです。 堅い生地を割ってみると、あれ?、中身が黄色いよ パン屋の開業も視野に入れられているそうで、私たちよりも地に足がついた暮らしをされ、高い目標を目指しておられるのがとても眩しい。これを機に、伊那谷と白神のネットワークが繋げたらなあ、と勝手な願望を抱いています。 なんと、生地にカボチャを練り込んであるそう そして、リーフレットを作られたご友人は、長野県辰野町でお仕事をされています。辰野といえばホタルの里。夫が新聞記者時代に、二度もホタルの取材で訪れた場所です。 さおりさんのパン工房、「こねこね会」のしおりとお手紙 当時、助手を兼ねて私も同行し、幻想的な光の舞に陶酔した思い出が蘇ってきました。はたまた、不思議な縁を感じながら、いつカンパーニュを頬張ろうかと思案している所です。当然、あなたはビールよね♪ ホタルの写真が使えないので、イメージカットで代用 Post Views: 265 « 朝日小学生新聞の連載「白神シリーズ」12回目 大学生たちとの夏の思い出 »
こんばんは。ブログ拝見しました。
うれしいコメントとともに、丁寧に載せていただいてうれしいです!
浜田さんご夫婦には及びませんよ心の中で言いながら読んでいました。
私たちはまだまだです。
ひとつひとつ、失敗もしながら
手探りで自分の信じる事を表現していきたいなあ、
と昨日の友人が主催する、お山まつりで感じました。
こちらでは同じ想いでいる人が沢山います。
主人とそちらに行ってみたいね〜!と話していましたよ。