みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
東奥日報社の小中学生向け新聞「Juni Juni」で連載が始まりました:1回目

東奥日報社の小中学生向け新聞「Juni Juni」で連載が始まりました:1回目

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「Juni Juni」での連載記事の1回目
「Juni Juni」での連載記事の1回目  (紙面の著作権は「東奥日報社」にあります。無断使用や転用は厳禁です)

★「Juni Juni」紙面のURL 

http://www.toonippo.co.jp/junijuni/

朝日小学生新聞に次いで、青森県の県紙「東奥日報」の小中学生新聞「Juni Juni(ジュニ・ジュニ)」で、連載を担当することになりました。白神山地の生き物や、そこに暮らす人々の生活文化などを紹介する予定です。

県内での読者層が厚い地方紙なので、新参者の移住者が胸を張って出せる記事は多くありません。が、都会暮らしの長かった、転勤族の元新聞記者夫婦が綴るフォト・エッセーと、読み取って頂ければありがたいです。

雨の森に現れた、全身を水滴で光らせたツキノワグマ
雨の森に現れた、全身を水滴で光らせたツキノワグマ

この手の話を毎回、子どもたちへ向けた内容に仕立てるのがとても難しく、朝小でも苦労しました。連載終了後も、ほんとうに面白く読んで戴けたのだろうか、独り善がりでなかったのか、と自責の念にかられる日々でした。

また、新たな場所でチャンスを下さったので、今度はもっと解りやすく書かなければ、と謙虚な気持ちで臨みます。第一、第三火曜日の東奥日報・夕刊に折り込まれています。よければ皆さま、ご購読いただければ嬉しいです。

新緑のブナの木肌にクマの爪痕が残っていた
ブナの木肌にクマの爪痕が残っていた

最初は、旧岩崎村(約10年前に深浦町と合併)を取材で訪ねたときのエピソードと、クマのお話です。深浦町のマタギ・伊勢勇一親方にも登場願っています。

それでは、1年間、よろしくお願いします。記事の量や写真の扱いも、破格の大きさで掲載して下さっています。期待に応えて、頑張りたいと夫婦で誓い合ってます。よろしくお願い致します。

 

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コメント

  • omuraisu より:

     身近で
     楽しく拝見させていただきます。

     田舎暮らし
     大変なことも多々あるでしょうが
     (特に地域の方達との人間関係)
    いつかお会いできたらと・・・。

     頑張ってください。

    • hamatetsu より:

      omuraisuさま

      コメントありがとうございます。
      地元紙で連載して戴くことになり、身に余る光栄です。
      特に大好きな子どもたちに読んで貰えるのは、何よりも幸せです。
      夫婦ともに、ワクワクしています。

      で、田舎暮らし。
      考えていた以上に難しいものですね。
      隣村の会ったこともない人に悪く言われたり、身に覚えのない嫌疑で通報されて、司直から疑いの目を向けられたり‥。
      辛いのは、慕ってきてくれる子どもたちに、嫌な大人の話を吹き込まれることです。
      私らと会った時に見せてくれる弾けるような素敵な笑顔が、戸惑って引き攣ってしまう表情に変わってしまうのが、可哀想すぎます。
      こんなことならば、私らは、この地に現れなかった方がよかったね、出会わなかった方がよかったね‥、とカミさんは涙ぐんでいます。
      心底、寂しい限りです。

      でも、暮らしている集落では、皆さんに良くして戴き、最高に暮らしやすいです。
      特に、人生の大先輩であるお年寄りに、とっても善くして戴き、舞い上がるかのような心持ちです。
      通りがかる度に、優しい笑顔で声を掛けて下さり、朝に夕に、玄関先には新鮮な野菜が積まれています。
      時には、庭先で一緒にお茶を飲んり、おかずを届けたり‥。
      親を早く亡くした自分には、心がホンワカと温まる時間を与えてもらっています。
      そして、近所の子どもたち。
      昔ながらの知り合いのように懐いてくれているし、観察に来る3人娘は、もう「我が子のよう」に甘えて、接してくれます。
      先日、酒の席で、「私らは余所者ですから」と口走った途端、「そんな事、言うな。あんたらはもう、この村の住人だ」と激しく叱咤されました。
      思わず涙が出ました。
      嬉しかった。
      やっぱり、想っていた以上に良いところです。

      山谷の親方が急逝されて、お魚関係の行き場を失っています。
      地元の先輩にその話をしたら、3キロもあるタコを戴きました。
      大好きなので嬉しかったのですが、なんと生きていたので、我が家の台所が「水棲火星人」との戦場になってしまいました(笑)。
      洗い上げていた食器は散乱し、シンクはヌルヌルに。
      包丁で3回も突き、鍋に閉じ込め、塩で揉み、熱湯に茹でられて、ようやくお刺身となってくれました。
      写真を撮ろうとしたのですが、まったくそれどころではない惨状。
      活きの良さは反面教師である事と、漁師さんと魚屋さんの偉大さを思い知りました。
      でも、最高に美味でした。

      ほんとうにお会いしたいですね。
      もし、私らにできることがあれば、積極的に動いて、機会を作りたく思っています。
      方法をお教えください。

      今年は小型の「スコット・カメムシ」の来襲で、気が滅入っています。
      食事を放棄したくなるほど、食卓を賑わしてくれます。
      そちらも同じですか。
      虫も人も、強烈な匂いや個性をまき散らす存在は嫌なものです。
      私らも、そう思われているのでしょうか‥

      また、思いついたことを書き込んでやってください。
      批判でも、叱咤激励でも、大歓迎です。
      心優しき、地元の応援団が増えたとカミさんと喜んでいます。
      お元気で。
      頑張ってください。

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