朝日小学生新聞の連載20回目 ツイート 朝日小学生新聞の連載20回目 朝日小学生新聞の連載20回目は、マタギの伊勢勇一親方のお話です。今年76歳になられました。最近は、地域の子供たちにマタギの知識や技術などを、惜しげもなく教えてくださいます。さしずめ、「森の先生」です。 子供たちに木の洞の説明 収穫したてのマイタケの香りを嗅がす 親方は、青森県出身ではないのですが、東北地方の宮城県と山形県境の山深い村で、祖父や父親からマタギの魂を吹き込まれた、筋金入りの狩猟者です。今も、自らの「縄張り」を見回りに行くため、山行きを欠かしません。 初冬の森を歩く。落ちたら命が危ない急斜面でも、安定した歩み 春先、冬眠から覚めたクマを双眼鏡で探す親方。後方は向白神岳 それが最近、体調を崩されて、難しくなっています。一緒に森を歩ける機会が減ってしまった子供たちも、目に涙を浮かべながら、「親方大丈夫かなぁ」と、心配そうに囁きあっています。 高校生に木の種類を教える親方 小学生に森の話をする親方 今年も森にロボットカメラを設置する時期が近づいてきました。また、木造高校深浦校舎の新入生たちも、親方の「森の講和」を楽しみにしています。 縄張りの森でナメコを収穫 クマを撃つ瞬間 早く元気になってくださいね。弟子一同のたっての願いです。 雪盲除けのサングラスに冬枯れた白神の森が映る Post Views: 100 « 朝日小学生新聞の連載「白神シリーズ」19回目 朝日小学生新聞の連載、最終回 »
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