みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
デブ夫婦のウォーキング日記③「夕陽の見える影の浜」

デブ夫婦のウォーキング日記③「夕陽の見える影の浜」

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 砂浜の折り返し点にある、巨大な流木に座ってひと休み

 今日は律子が執筆。11月30日の記事です。

 ずっと雨続きだった西津軽も本日の午後、束の間の晴れ間が広がりました。いそいそと歩き出したら、もう日没間近の時間。夕陽が見える海岸で有名な深浦ですが、さすがに今日は雲があって、水平線へ消えて行く姿は見られません。

雲があって、きれいな夕陽は見えなかった

 のんびりと休んでいたら日が暮れてしまうので、トボトボ帰路に着きます。この場所は「影の浜」と呼ばれ、地元では有名な観光地。ただ、晩秋の浜には人気(ひとけ)はなく、ゴメやウミウが岩場で羽根を休めているだけです。足元に転がっている貝が付着したごみをよく見たら、運動靴でした。

運動靴にこびり付いた貝類

 原型が判らないほど寄生された靴。いったい何処から流れて来たのでしょうか。人に履かれて旅するはずが、持ち主の元を離れて憐れな一人旅に。

 何となく心寂しい夕暮れ時です。

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