戦没者の遺骨収集活動で、楽しみにしていることがあります。それは、「沖縄の食」。食といっても、そんなに大袈裟なものではありませんが、この地方限定の「おやつ」や「飲み物」です。過酷な収集活動の合間に、ホッと一息吐くときの「心の友」を紹介します。
まず、Jimmy‘sのマフィン。チーズ、キャラメル、黒糖、ココナッツなど色んな種類があります。大きくて、柔らかく、軽い食事代わりになるボリュームですが、あくまでも間食として戴きます。暖かい紅茶との相性も抜群。宿舎で、夜の片時の自由時間、口いっぱいに頬張りながら、沖縄の甘味を満喫します。えっ、その一口が脂肪に、贅肉になる?。うざい茶々を入れてくる夫は無視、無視。優しい甘さのおかげで、全身の疲れが抜けてゆきます。は~、美味しい!。
そして、亀の甲せんべい。その名の通り、カメの甲羅のような模様が入っています。沖縄の塩で味付けされており、油で揚げていないのか、あっさりとした口当たりです。収集が忙しくなると、どうしても食事時間が不規則になります。帰宅して、小腹が空いたときに、パリ、ポリと一枚。小麦粉と塩のシンプルな旨みが、しみじみと口中に広がります。スーパーマーケットのお菓子売り場に行けば、安価で置いてあります。
飲み物で欠かせないのが、うっちん茶。「うっちん」とは、沖縄でのウコンの呼び名です。いくら冬とはいえ、遺骨収集活動は力仕事が多く、大汗をかきます。一年ぶりの肉体労働に、悲鳴をあげる体。こんな時の水分補給は、うっちん茶に限ります。ガマの中に持ち込んでゴクゴク。ご飯を食べる時にもゴクゴク。ウコンは肝臓に良いというので、過労にも効き目があるのかな。
最後になりましたが、夫の沖縄生活で欠かせないものは、泡盛だそうです。到着後、日用品を買い出しに行くと、そそくさと酒売り場へ消えて行きます。アルコールが入っていたら何でもいいんじゃない、と思うのですが、「ここに来たら島酒よ!」と、泡盛のビンを抱えて、目を輝かせているのを見ると、あほらしくて突っ込みを入れる気にもなりません。お互い、ささやかな楽しみを享受しつつ、今年も沖縄での活動を充実させたいと思っています。
律子さん、大丈夫ですか?
こちらもかぜが少しずつはやってきていますが、今のところみんなげんきです。かえではダウンしましたが。
こちらは雪も少なくすごしやすいです。でも、とても寒いです。
シノリちゃんの観察はあまりやってません。
これからがんばります。
お元気で(みなみ&はは)