みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
デブ夫婦のウォーキング日記⑨「最近、薪割りがしんどくて‥」

デブ夫婦のウォーキング日記⑨「最近、薪割りがしんどくて‥」

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斧を振り下ろすのも、齢とともに辛くなってきた

 12月10日の記事です。

 まもなく西津軽は長く、寒い冬を迎えます。深浦町の積雪はそれほど多くないのですが、季節風が強いために体感は「凍れる」という表現がぴたり。雪が積もった静かな朝は、逆に温かく感じることもあるぐらいです。

イベント用の派手なウインドブレーカーを着て働く。1着500円だったので、汚れても、破れても気にならない

 そんな真冬に働いてくれる、我が家の暖房器具が薪ストーブ。かれこれ15年間使っていますが、今冬も暖かな炎を揺らしてくれます。

チェーンソーは何度使っても恐ろしい‥

 そのストーブに欠かせないのが薪。「人を三度、暖めてくれる」とされ、①切り出して割る作業②燃やして暖を取る③温かい料理で身も心も‥。薪の温もりを体感すると、もう石油ストーブやエアコンには戻れません。

今回の丸太の量は例年より少なめだった

 ただ、齢を重ねると共に、薪の準備がたいへんになってきました。今年は、大型トラックで運びこんで戴けなかったので、我が家の軽トラックで、往復80分の道のりを6往復させられたのです。積み込みも降ろす作業もすべて自前で。

作業中に愛用のチェーンソーが破損。代替え機は北欧製

 哲二も来年、還暦を迎えます。そんな初老の夫婦には、まさに荷が重い仕事。太いナラやケヤキの木は半端ない重量で、ヒーヒー言いながら、運び込みます。

玉切った「どんころ」

 そして、ここ数日、哲二がチェーンソーで玉切りして斧で割る作業、私が薪棚に詰め込む作業をやりました。夜明けと共に開始、お昼ご飯も食べずにがんばって、日暮れの直前にようやく完了。

 こうした節がある曲がった木は簡単には割れません

 ウォーキングの時に装着する万歩計をみると、薪割り作業だけで約14000歩。夫婦ともに腕や腰、下半身にもみが入って、ロボットのような姿で歩く羽目に。それでも、これで冬の備えが出来ました。今回購入したのは二棚分。一冬ゆっくり燃やせる量です。

赤あかと燃える薪ストーブ

 もし、都会の暮らしに疲れて、癒しが欲しくなったら、冬の浜田家へいらしてください。身も心も温めてあげますよ。哲二が、割るのを手伝ってくれたら、さらに温もるよ、と不敵に笑っていますが‥

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