🌷販売方法と未来への展望について(ラムちゃん)
販売方法で、メインに考えているのが、インターネットを通しての全国販売です。手作り、クラフトなどの購入・販売が楽しめるネットのマーケットプレイス、「minne(ミンネ)」の会員となり、チーム全員がアクセサリー作家としてデビューします。
ミンネとは、手作りのアクセサリーやファッション、インテリアなどを購入できる、インターネット上の「ハンド・メイド・マーケット」のことです。同じようなネットショップ展開する作家の集まりは他にも複数ありますが、ミンネが最大規模で、多くのお客さんが、オリジナリティ溢れる商品を求めて、来店されています。
私たちは、まず、ミンネに出品する作家になり、自分たちでデザインして作り上げたアクセサリーを日本全国のお客さまへ、販売する計画を練っています。ただ、ライバルも多く、厳しい社会の現実にさらされることになることが予想されます。が、甘えていては夢の実現はありませんので、皆で力を合わせて乗り越えたい、と考えています。
ここで、大切なのはお店の名前です。女の子ばかりのグループなので、可愛らしい名前を選びました。
その名は「青い森の白い神の花工房」です。
自分たちで作った商品に、白神山地や深浦町内の海岸線などに咲く、花の名前などを付けたいと考えており、構成メンバーも「花のように可憐な女子高生」(笑)が中心なので、この店名でのオープンを目指します。
インターネット以外に、町内や県内のお土産屋さんでの販売もする予定です。そこでは、自分たちで手作りした「ポップ」や「チラシ」を店頭に掲示させていただき、商品の説明と起業理念、自分たちの自己紹介をすると共に、商品は、女の子らしく、可愛い陳列を目指します。また、地域で開催される「やっとせ」や「ちゃんちゃん祭り」などの会場での販売も検討中です。夏祭りの浴衣に会うような、「かんざし」や「根付」、「ブレスレット」なども、売ってみたいです。
商品開発やデザインの考案、シーグラスの採集などを手伝って下さった首都圏の大学生ボランティアの皆さまには、都会での「移動アンテナショップ」の店員として、アクセサリーを販売してもらう計画を進めています。それぞれの大学の学園祭やイベント会場で、深浦の特産品と一緒にPRして頂くことも視野に入れて、現在、調整中です。
この事業による収益は、必要な経費や団体の運営費などを除いて、すべて白神山地の自然を守る活動に使います。そして、この事業がゴミを資源として有効利用する深浦町と、その住民たちによる試みであることを内外へ強くアピールし、限界集落の女子生徒が、自らが起業し、地域おこしを試みている活動であることを伝えながら、販売を続けてゆきます。
私たちと深浦町役場の皆さまが中核を担った、「流倒木を木材チップにして観光地の遊歩道に撒く活動」も、今年で5年目を迎えました。今年からは、この活動に、リボーン・アクセサリー事業を加える予定です。そして、環境に優しい世界自然遺産の町、深浦のPR活動に更なる力を注ぎたいと決意しています。
🌻白神の生き物を観察する会とは(ちーちゃん)
ここで、私たちの「白神の生き物を観察する会」についてご説明します。
この会は、2013年(平成25年)の1月に発足した任意のNPО団体です。会員は、深浦町民が中心で、私たち高校生や小学生なども参加しています。主に自然観察や調査、環境保全、環境教育、資源のリサイクル、地域おこし、地域間交流などに取り組んでいます。
具体的な活動内容をあげると、一つは、町内を流れる川で繁殖する水鳥「シノリガモ」の生態を観察し、保護につなげていく取り組みです。これは、環境省がレッドリストで、「絶滅の恐れのある地域個体群」として保護しているシノリガモの調査を継続し、繁殖個体群と自然環境を守るのが目的で、会の発足当時からの活動です。サントリーの愛鳥基金から、過去二回の支援を受けています。
次に、ロボット・カメラによる野生動物の撮影です。十二湖周辺や白神山地の森の中、私たちの学校の敷地内に、体温のある生き物が横切ると自動的に撮影できるカメラを自作し、野生動物の生態を追いかけています。ニホンカモシカ、ホンドテンなど、白神の森に暮らしていながら、間近に観察することの少ない動物たちの記録をしています。ツキノワグマの遊歩道への出没や、病気の個体の情報を関係機関に報告するなど、実際に得たデータは公益に生かすように努めています。
深浦町や深浦校舎と共同で行っている仕事もあります。町を流れる河川周辺の流倒木や不要木を、木材チップにして十二湖の遊歩道に撒く活動です。川をせき止め、災害を誘発する厄介者とされ、捨てられる運命にあった不要な流木を、資源として活用し、観光地の自然へのダメージを和らげることに使います。
この地産地消のリサイクルの取り組みは、全国的に評価され、昨年、町・深浦校舎と連名で、国交省などが主催する日本水大賞の未来開拓賞を受賞しました。この資源を大切にする精神は、今回のリボーン・アクセサリーにも共通しており、私たちは資源を有効活用して町おこしにつなげる活動を「深浦スタイル」として地域に定着させるように、これからも取り組んでいきます。
地域間交流については、世界遺産登録20年を記念して、屋久島の子供たちとの文化交流を行いました。現在は、深浦町を訪れる、首都圏の大学生ボランティアとの交流を通じて、町の伝統芸能の継承や環境保全活動を共に行うなどしています。リボーン・アクセサリー事業では、大学生と海岸清掃をする中でシーグラスを拾ったり、デザインや売り方のアドバイスを受けたりしているほか、販路の拡大についても、協力をあおいでいます。
この活動は、深浦町役場から支援を戴くのと同時に、大学生らを中心として組織されている「みらいを紡ぐボランティア」(代表・根本里美)と協業して、実施されています。これからも、白神山地の環境を保全するのと共に、限界集落の子どもたちを勇気づける取り組みを続けて参ります。ぜひ、皆さまの支援をお願い申し上げます。
浜田様
突然のメール、大変失礼致します。
私、東京でテレビ番組を製作しております、イースト・エンタテインメントの◎◎と申します。
以下HPで浜田様とボランティアの学生さんたちが伊東孝一さんの元を訪れ、沖縄戦で亡くなった遺族からの手紙を返却するという活動をされていることを知りました。
https://www.huffingtonpost.jp/2017/12/21/letters-okinawa-war_a_23313784/
http://hamatetsu.sakura.ne.jp/?page_id=1344
伊藤さんが、浜田様の提案を受け始めた返却の活動に関し、弊社の製作するフジテレビ系『奇跡体験!アンビリバボー』という番組の中で、取り上げさせて頂くことは出来ないかと思い、ご連絡させて頂きました。
大変恐縮なのですが、手紙を返却されている活動の詳細がわからないため、まだ番組で取り上げさせて頂けるか確約は出来かねるのですが、一度詳しいお話をお聞き出来ないかと考えております。
お忙しいところ大変恐縮なのですが、ご検討何卒宜しくお願い致します。
㈱イースト・エンタテインメント
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