先日のブログに、豆ご飯用のグリンピースを栽培していると書いたら、大阪に住む友人が「うすいえんどう」を大量に送ってくれました。豆ご飯大好きの夫(炊き込みご飯の中で、マツタケご飯と1、2を争うぐらい好きなんだそうです)は、「やったぁ」と小躍りして喜んでいます。
「うすいえんどう」は和歌山県などを中心に栽培され、グリンピースと同じく、中の豆だけを食べるエンドウマメ。明治時代に、初めて大阪府羽曳野市碓井(うすい)で栽培されたのが名前のルーツで、改良を重ねて実が大きく、皮が薄くて甘い品種が誕生したそうです。関西地方では豆ご飯の豆としてお馴染みですが、いまや大産地となった和歌山県では、5月4日の「うすいえんどうの日」に、豆の皮むき大会などのイベントが開かれています。
早速、豆ご飯を炊いてみました。さやを剥くと、つやつやで、ぷっくり太ったお豆さんが飛び出してきます。1,2,3,4、‥おっ、これは8人兄弟。どれもぎっしりと実が詰まっています。沢山いただいたので、贅沢に豆を投入しました。味付けはシンプルに塩と日本酒だけ。新鮮な豆の風味を生かします。
炊きたてをよく混ぜて出来上がり。翡翠のような鮮やかな緑が綺麗です。どの器に盛ろうかな。そうだ、山口県萩市の骨董屋さんで手に入れた朱塗りのお椀にしよう。え、どんぶりで食べさせろ。箸を手に夫が騒いでいます。ハイハイ。で、撮影は?。何っ、後回し?。もう仕方ないなあ。ま、夢にまで見た豆ご飯だもんね。ということで、我を忘れている夫に代り、最後の写真は私が撮影しました。こちらでは手に入らない食材、送ってくださって、本当にありがとうございました。(律)
「ありがとう、ありがとう、ありがとう。GTコンビ」(哲)。
了解しました!隊長!って感じやね!