北東北の日本海側の名物「ハタハタ」の卵である「ブリコ」を食べるカモメの話です。
ブリコはとても希少なもので、都会ではまず手に入らない珍味中の珍味です。
地元でも、めったに口にすることはできません。
でも、カモメたちは遠慮会釈なく、ぱくついて行きます。
そんな悪戯者なんですが、彼らも生きてゆくために仕方がないこと。
漁師さんたちも、見て見ぬふりでカモメの密猟を放置しています。
地元では、「ゴメ」と呼ばれ、大漁旗には欠かせぬ存在。
ハタハタと同じように、大切にされているようです。
(律)
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