
大城弘明写真集「地図にない村」から

写真家の大城弘明さん(左)と哲二
沖縄タイムスで写真部長などを歴任された写真家・大城弘明さんが、遺骨収集の現場を見に来てくださいました。夫が新聞社に勤めていた時代、大変お世話になったそうで、10年ぶりぐらいの再会に旧知を温め合っていました。

大城弘明さんの写真集「地図にない村」と「鎮魂の地図」を戴きました。ありがとうございます

大城弘明写真集「地図にない村」から
大城さんは、戦後の沖縄を記録し続けている報道カメラマンです。アメリカ統治時代、本土復帰前後の混乱期など、戦争で故郷や家族を失った民衆の苦悩や、体制への怒りなどをファインダーを通して表現されて来ました。

大城弘明写真集「地図にない村」から

大城弘明写真集「地図にない村」から
夫とは、遺骨収集で沖縄を訪ねるたびに、「今度こそ、会って飯でも食おうね」と、連絡を取り合っていたようです。が、お互いに忙しく、これまで一度も会えずじまい。ただ、私は今回が初対面。ちょっと、おっかなびっくりでしたが、日に焼けたウチナンチュのおじさん(ごめんなさい)の優しい笑顔に、癒されてしまいました。

大城弘明写真集「地図にない村」から

大城弘明写真集「地図にない村」と「鎮魂の地図」
今回、わざわざ糸満まで来て下さり、立派な写真集を2冊も戴きました。その内容は、素晴らしいの一言。昨年、学生たちと活動した糸満市福地集落の出身で、戦火に蹂躙された本島南部の人々の魂が、受け継がれているような作品ばかりです。

大城弘明写真集「地図にない村」から

大城弘明写真集「地図にない村」から
来月初旬、那覇に来られる写真家の石川文洋さんを交えて、一献傾ける約束をしました。沖縄を代表する写真家たちとの再会に、夫の哲二も嬉しそうです。ならば、あなたも良い写真を撮らないとね。今回も、私が全部撮影しましたけど!

大城弘明写真集「地図にない村」から

大城弘明写真集「地図にない村」から
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ずーと、会いたいと思いながら、時間が作れなくてのびのびになっていました。昨日やっと会えました。草木が生い茂る山中や、落盤の危険のあるガマで遺骨収集をこつこつと続ける浜田さん夫婦の生きざま、共感します。写真集もやっと渡せました。ありがとう。近々一献を。