海岸の折り返し点にある流木で一服
12月7日の記事です。律子が執筆しました。
とても穏やかな朝、夜明けと共にスタート。海が荒れたときは打ち寄せる波で、前日に付けた足跡がきれいに消え去ります。そんな真っ新な砂浜に、最初の一歩を踏み出す時、身も心もリフレッシュされる気分です。
浜辺を歩いたテンの足跡
しかし、穏やかになると、昨夜から今朝にかけて誰が海岸を歩いたのか判る楽しみが。最初に見つけたのはホンドテンくんの足跡。着地の時に足が揃うのが特徴です。
キツネの足跡
そして、ひと足ずつ規則正しく直線に繋がるのがホンドギツネさん。テンくんの足跡と交錯している部分がありましたが、お互い乱れていないので、通りかかった時間が違うのでしょう。
キツネとイタチ?の足跡が交錯
生き物のシグナルをトレースできるのは、人が歩き回る前の早朝のみ体験できる小さなドラマです。野生動物の息吹きが聴こえて来るかのような。
テンの足跡
そして哲二は、過去に取材で追いかけたニホンカワウソさまの痕跡がないか、と血眼になっています。が、可愛い浜辺の訪問者が残したメッセージを大きな足で踏み荒らすだけ。そんなガサツな輩は、美しい浜を歩く資格はなしよ!
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