
グスクの下にある壕の入口。もう少し、奥行きがある
糸満市での遺骨収集活動。学生たちが来る前に、事前の準備をしていたら、なんと同業のライバルが登場したようです。比較的、道路に近い大きな壕に、遺骨収集用の道具が置かれていました。

遺骨収集に来られた方が残していった道具
誰だろう?。戻ってきたら、声掛けしてみようと思い、その付近をウロウロしてみましたが、時間切れ。本日夕、用事があったので、あきらめて帰りました。この壕は、グスクの重要な石積みの下にあり、最大限の配慮が必要な場所です。

岩の割れ目に潜り込む夫の哲二

転がっていた缶詰
ゆえに、遺跡を構成する地形上の石ひとつも移動しないと、糸満市教育委員会と約束しています。この道具の持ち主が、市教委や地区の区長さんらの許可を得て活動されているのか、心配です。

屏風のように巨大な石の壁が立ち塞がる現場

真っ黒に焦げた石の壁。爆弾が直撃したのか、火炎放射器なのか‥
もし、無茶な行動をされた場合、私たちが疑われる可能性もあります。道具の持ち主が、このブログを見て下さっていれば、きちんと許可を得たうえ、文化財や拝所、古墓などに充分注意して活動されることをお願いします。

岩の割れ目の下に縦穴の壕が現れた。中には真っ白な遺骨が

縦穴の壕の下に見えていた遺骨
今日は、学生が歩く順路を拡充するために、ジャングルを徘徊しました。また、複数の壕を見つけましたが、一部は遺骨が収集されていました。中には、手つかずの場所もありましたが、学生が来るまでお預けです。

縦穴の壕の下から上を見上げる哲二。上がって来れるのか?

縦穴の壕の底から這い上がる哲二。大丈夫?
もし、この場所で活動されている方がブログを読んでいたら、ルールを逸脱したやり方で収集をしないでください。約200名の学生が、ボランティアと平和学習のために、この地を使います。よろしくご配慮下さい。
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お疲れ様です。
いつもお世話になっております、
IVUSAの法政大学4年、熊王です。
現場の写真等々ありがとうございます。
活動が近付いていることを感じると共に
たくさんの方々に支えられて僕たちの活動があることを
痛感しております。
現場の写真などを通して活動のイメージが少しずつ出来てくるのかなと感じます。周りの学生を巻き込んでこの活動に挑めるように、僕も動いていきます。
久し振りにまたお会い出来ることを楽しみにしております。
改めまして、よろしくお願い致します。