深浦町の笹内川の河口に昨年3月、カンボジア船籍の貨物船「AN FENG8」(アンファン号)(乗組員12人)が座礁してから1年と2か月が過ぎました。重油漏れなどの深刻な二次災害には到りませんでしたが、船は日本海の荒波に揉まれて真っ二つに折れて、今も放置されています。秋田港から北海道の室蘭港へ向かう途中、浅瀬に乗り上げて座礁。幸いにもベトナム人などの乗組員は全員無事でしたが、肝心の船を誰も引き取りに来ません。所有者は中国人。事故に備えた「船主責任保険」には加入していますが、所有権を三人が有しており、その内の一人が保険会社と連絡が取れないそうです。
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