ありし日の伊勢親方
私たちの青森の父親的な存在だった、深浦町のマタギ・伊勢勇一親方が先ほど、お亡くなりになられた、という一報が入ってきました。ガンで闘病中だったのですが、手術も成功し、徐々に元気を取り戻し始めていた矢先の訃報です。
もう、この薬きょうの笛を聞くこともできない
遺骨収集活動のために、沖縄へ出発する直前、優しい笑顔で見送って下さったのが、最後の別れとなってしまいました。私は、親の死に際に会えない不幸な子なのですが、青森の父との別れも、旅先で迎えることになりました。
子どもたちからも大人気だった親方
あの親方が急逝するなんて‥。寂しすぎるし、まだ、現実として、受け止められません。せめて、死に顔を一目見て、お別れを申し上げたいのですが、戦没者の遺留品返還活動の最中なので、それも叶いません。
白神山地を背景に
遠い旅の空から、ご冥福をお祈りすることしか出来ないのが、何よりも辛いです。いずれ、続報を書きます。親方、ありがとうございました。ゆっくりとお休みください。お別れの言葉も申し上げられなかった不肖な弟子をお許しください。合掌。
初春の森を歩く。まだ。元気だった頃
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