みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
●ハシブトガラス

白神山地の生き物たち「ハシブトガラス」

嫌われ者のカラス。農作物を荒らし、家庭ゴミの袋は簡単に突っついて中身を散らかします。そして、猛禽類さながらに種の違う鳥の巣を襲い、ヒナを咥え去ります。色も真っ黒で縁起が悪い鳥として、忌み嫌われる存在です。白神山地にもカラスが増えてきました。山の麓の平野部で、ネズミなどを狙っている猛禽のツミやノスリなども集団で襲い、追い払ってしまいます。ほんとに困った存在です。

hp家族を亡くしたカラス①

でも毎春、愛情深くヒナを育てている姿を見ると、どこか憎めません。写真上は、海岸線を走る国道上で、車に跳ね飛ばされて死んだ家族に寄り添うカラスの姿です。動かない家族の傍を離れようとしないで、時折、鳴いてみたり、クチバシで引っ張ってみたり‥写真下。家族同士で守り合い、愛情深く子育てする野生の姿が、私たちには必要以上に意地悪で貪欲に見えてしまうんですね。自然界を掃除するスカベンジャーとしての位置付けも大きいカラス。邪険にしないで、もう少し深く観察しようと思いました。

hp家族を亡くしたカラス②