みらいを紡ぐボランティア

ジャーナリスト・浜田哲二と学生によるボランティア活動

青森県深浦町の小さな集落     
●屋久島との交流第三弾~ウミガメと雄大な滝

屋久島との交流第三弾~ウミガメと雄大な滝

鹿児島県の地元紙・南日本新聞が掲載して下さりました

http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=182&storyid=53140

とても優しそうな荒木耕治・屋久島町長が出迎えて下さった。さすが南国、日に焼けて真っ黒?

とても優しそうな荒木耕治・屋久島町長が出迎えて下さった

屋久島へ上陸して二日目、いよいよ本格的な活動が始まりました。身が引き締まる思いで、南国の島へ足を踏み入れます。「さぁ、やることが一杯あるからね。頑張って、行動しようね」。浜田さんの気合の入った喝に、緊張も最高潮に。

町長室に飾られたユネスコ・世界自然遺産の登録書

町長室に飾られたユネスコ・世界自然遺産の登録書

まずは、屋久島町役場を訪ね、町長さんへ表敬訪問です。吉田・深浦町長の親書を携えての大役に、少し固くなっていたいた三人娘。でも、出迎えて下さった役場の皆さんの笑顔で、一気に緊張も解けました。「深浦の役場よりも小さいね」、「でも、懐かしいかんじの建物だよ」

笑顔の荒木町長の前で、一人ひとりが自己紹介

笑顔の荒木町長の前で、一人ひとりが自己紹介

深浦町長からの親書を手渡した後、報道関係者の求めに応じて記念撮影

深浦町長からの親書を手渡した後、報道関係者の求めに応じて記念撮影

お会いした荒木耕治町長さんは、とても温和な雰囲気。お話しをしてみると、見た目の通り、「優しかったぁ」と、ホッとした様子。親書を手渡した後、最後に「頑張ってください」と握手してもらい、力強い激励を受けました。

緊張しながらも、笑顔で握手

緊張しながらも、笑顔で握手

町役場の入り口で、よろしくお願いします、とご挨拶

交流プログラムのスタート。町役場の入り口で、よろしくお願いします、とご挨拶

今回、屋久島側の受け入れ先になって下さったのは、「屋久島環境文化研修センター」。世界自然遺産の環境を保全し、自然と共生する地域づくりを目指す「屋久島環境文化財団」の施設です。着いた途端、「わぁ、ここに泊まるの‥」、「すごく立派だね!」

屋久島環境文化研修センターのスタッフが出迎えて下さった

屋久島環境文化研修センターのスタッフが出迎えて下さった

屋久島環境文化研修センターの視聴覚室でオリエンテーション

早速、視聴覚室でオリエンテーション

視聴覚室やレクチャー室、図書館などのほか、宿泊棟などがあり、屋久島の自然や生活文化について、研修のプログラムを組んで指導するインストラクターも常駐しています。深浦町にはない立派な施設に、三人娘も目を丸くしています。「広ーい。かくれんぼできるね‥」。コラコラ。

すごく内容が充実したカリキュラム。勉強になるよ

すごく内容が充実したカリキュラム。勉強になるよ

真剣な面持ちで講義を聞く3人娘

真剣な面持ちで講義を聞く3人娘

私たちの担当になって下さったのは、牧賢太さんと、佐伯しおりさん。「マッキー」と「しおりん」の愛称で、たちまち子供たちの人気者になりました。その第一印象を聞くと、「しおりん、優しそうだね」、3人が、「うん!」。で、「マッキーって、かっこいいね」には、3人とも、「うーん‥」。マッキー、ごめんなさい‥。

とてもカッコイイ、インストラクターの「マッキー」(左)と優しいお姉さんの「しおりん」

とてもカッコ良い、インストラクターの「マッキー」(左)と優しいお姉さんの「しおりん」

これから6日間、よろしくお願いします

これから6日間、よろしくお願いします

早速、屋久島の勉強をしながらの島めぐりに出発。雨が多い屋久島。1か月に35日も雨が降ると言われています。到着し三人娘を出迎えたのは、叩き付けるような強い雨でした。が、雨が上がると、子供たちが乗り込んだ環境文化財団のバスの上にきれいな虹が架りました。

雨が多い屋久島。子供たちが乗ったバスの上を出迎えの虹がアーチを架けた

雨が多い屋久島。子供たちが乗ったバスの上を出迎えの虹がアーチを架けた

報道関係者に取り囲まれながら、ウミガメが上陸する永田浜を歩く

報道関係者に取り囲まれながら、ウミガメが上陸する永田浜を歩く

そして、動物が大好きな三人娘が、とても楽しみにしていたのが島の北西部・永田浜にある「屋久島うみがめ館」です。深浦町も日本海に面し、豊富な海の幸に恵まれていますが、ウミガメは上陸しません。まず、水族館以外では、見たこともないし、触ったこともありません。

すっごく大きい!。これ、ほんとにカメ?

すっごく大きい!。これ、ほんとにカメ?

やっぱり、カメだ。ちょっと触ってみよう

やっぱり、カメだ。ちょっと触ってみよう

館内に入ると、まず、大きな剥製が目に飛び込んできます。「うわー、大きい」、「上に乗れるんじゃない?」。初めて見るウミガメに、歓声が上がりました。 早速、なでなで。「つるつるしてるね」、「可愛いよ!」。目をキラキラさせながら、館内を歩き回ります。

屋久島うみがめ館の大牟田代表

屋久島うみがめ館の大牟田一美代表

話がすごく面白い大牟田さん。すぐに脱線するので、いつまでも終わらない

屋久島のウミガメの話を真剣なまなざしで聞く

屋久島は、ウミガメの重要な産卵地です。特にアカウミガメの北太平洋最大の産卵場所になっており、親ガメの上陸数が日本一とされています。中でも、母カメたちが集中するのが永田浜で、ここを拠点に調査と保護活動を続ける大牟田一美さんに、お話を聞きました。

ウミガメの頭骨だよ。よく見てごらん‥

ウミガメの頭骨だよ。よく見てごらん‥

こいつは、噛みつくんだ!。わぁー、びっくり!!

ほら、こいつは噛みつくんだ!。わぁー、びっくり!!

へぇ、初めて聞くことばかりだよ。やっぱり南の島は違うね、と頷き合う三人娘。屋久島には、アカウミガメとアオウミガメが卵を産みに来ること。アカウミガメは甲殻類や貝を食べるから、強いあごと大きな頭を持っていること、アオウミガメは草食で海藻を食べることなど。知らないことだらけだったよ。

すごく可愛いね、ウミガメ。もっと、ここに居たい

すごく可愛いね、ウミガメ。もっと、ここに居たい

展示物をしっかり見て、勉強して帰るよ

展示物をしっかり見て、勉強して帰るよ

残念ながら、今年の繁殖活動は終わっており、産卵やふ化を見ることはできませんでしたが、ウミガメの命を育むきれいな砂浜を案内してもらいました。細かい砂とサンゴのかけらなどが混ざった海岸線は、とても歩きやすいね。でも、産卵時期は、あまり海岸に近づいたらいけないんだよ、と大牟田さん。特に夜間は、音を立てたり、電燈を灯したりしてカメを驚かすと、上陸してこないんだ、と教えて戴きました。

ここの砂には、サンゴなど破片も混ざっているんだよ、と大牟田さんの説明を受ける3人娘

ここの砂には、サンゴなど破片も混ざっているんだよ、と大牟田さんの説明を受ける3人娘

あ、危ない!。突然、波が押し寄せた

あ、危ない!。突然、波が押し寄せた

元気一杯の三人娘が、浜辺を歩き回っていると、砂の中に白いものが埋もれています。なんと、ウミガメの卵の殻でした。鳥の卵のように固くなく、ピンポン玉のような弾力があります。「うわぁー」、「すごい、すごい」。皆、夢中で拾います。「クラスの友達に見せてあげたい」

砂浜で拾ったウミガメの卵の殻をカメラマンに見せる

砂浜で拾ったウミガメの卵の殻をカメラマンに見せる

入り口にあった可愛い案内図

入り口にあった可愛い案内図

うみがめ館を後にして、次は屋久島でも有数の滝の見学に行きました。大川(おお・こ)の滝。落差は88メートルあるそうです。まさに雄大。「えー、大きい。白神に、こんなのはないよ」。屋久島では、規模・水量ともに最大級の滝です。「よし、近づいてみよう」。マッキーを先頭に、岩場をグイグイ歩いてゆきます。

大川の滝を間近で見るため、岩の上を飛ぶ跳ねるように走る3人娘。危ないよ!

大川の滝を間近で見るため、岩の上を飛び跳ねるように走る3人娘。危ないよ!

あっ!、危ない!!。ぜーんぜん、大丈夫だよ。この悪戯者め!!!

あっ!、危ない!!。「ぜーんぜん、大丈夫だよ」。この悪戯者め!!!

大岩を登り、見上げるような巨大な滝に近づきます。「すごいね!」。報道関係者の求めに応じて、滝をバックに記念撮影。「はい、チーズ」。と、突然マッキーの顔が苦痛に歪みました。「かえでちゃん、足、踏んでるんだけど」。どうやら岩から飛び降りた時、かえでちゃんが足の上に乗ったようです。

マッキーさんと滝の前で記念撮影

マッキーさんと滝の前で記念撮影。んっ!

かえでちゃんの靴が、しっかりと、マッキーさんの足を踏んづけています

かえでちゃんの靴が、しっかりと、マッキーさんの足を踏んづけています

えー、笑いごとじゃないでしょ(笑)、とマッキーさん

えー、笑いごとじゃないでしょ(笑)、とマッキーさん

ええっ!、骨は折れなかった?。笑い事じゃないでしょ、もっと気を付けてよ!!。牧さん、本当にごめんなさい。でも、三人娘は大はしゃぎ。白神でも見せないような笑顔で、跳ね回っています。よかったね、屋久島に来れて。さぁ、明日はいよいよ発表だよ。この一年間の成果をみんなに見て、聞いてもらおうね。(つづく)

ゴメンなさい、ゴメン。手を合わせて謝るかえでちゃん。でも、笑いっぱなしで、反省の色なし

ゴメンなさい、ゴメン、マッキーさん。手を合わせて謝るかえでちゃん。でも、笑いっぱなしで、反省の色なし

楽しそうなので、律子さんも行ってみよう、と

楽しそうなので、律子さんも行ってみよう、と